120万円で買える小型量子コンピュータ「Gemini Mini」発売


120万円で買える小型量子コンピュータ「Gemini Mini」発売

中国・深圳の量子コンピュータ企業SpinQ Technologyが開発した、約120万円で購入できる世界初のポータブル量子コンピュータ「Gemini Mini」が日本国内にて正規代理店のスイッチサイエンスから発売される。あわせて上位機種の「Gemini」「Triangulum」の発売も開始した。

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「Gemini Mini」はポータブルNMR(核磁気共鳴)量子コンピュータで、すでに世界の研究機関に販売実績のある「Gemini」のひと回り小さいモデルとして販売される。量子ビット数は2ビットと最小構成ながらも、約120万円という価格で誰でも購入できるため教育機関や個人でも利用することができる量子コンピュータとして話題に。

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メンテナンスや追加コストが発生しないことや室温で動作すること、200×350×260mmのコンパクトサイズであることを特徴とし、量子コンピューティング教育や簡単な科学研究に適しているという。技適も取得済み。

また、上位機種の「Triangulum」では量子ビット数が3ビットで量子回路のカスタマイズも可能になるとのこと。

Gemini-Mini – 2-qubit ポータブルNMR量子コンピュータ(SPINQ-GEMINI-MINI-PSE)
価格(税込)  1,188,000円

Gemini – 2-qubit デスクトップ型NMR量子コンピュータ(SPINQ-GEMINI)
価格(税込)  5,720,000円

Triangulum – 3-qubit デスクトップ型NMR量子コンピュータ(SPINQ-TRIANGULUM)
価格(税込)  7,920,000円

Yoshioka

著者 Yoshioka
オタク総研媒体統括 兼 株式会社オタクリエイト代表取締役。アニメ、テクノロジー(ガジェット)、コンテンツビジネス、システム開発などを取り扱っています。PRプランニングやIP調達、制作事業の統括も兼任。好きなものは新作アニメ、海外スマホ、東南アジア。

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