KDDI、衛星ネット「Starlink」を用いた基地局の運用を開始 CMでも積極アピール
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KDDIは2022年12月1日に静岡県熱海市初島にて衛星ブロードバンドインターネット「Starlink」をau通信網のバックホール回線として利用する基地局の運用を開始した。
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「Starlink」とはイーロン・マスク氏率いるSpaceXが開発した、地球低軌道で運用される世界最大の高性能衛星コンステレーションを用いたインターネット接続を提供するブロードバンドサービス。従来の静止軌道衛星に比べて地表からの距離が65分の1程度と大きく近づくため、大幅な低遅延と高速伝送が期待されている。
また、山間部や島しょ地域など光ファイバー回線を物理的に敷設しづらい地域を補完することで、auの高速通信エリアを日本中に展開できるようになることを目指す。
KDDIは先月公開された新海誠最新作『すずめの戸締まり』とタイアップしたテレビCMも制作しており、auの通信事業に関する取り組みの一環として衛星インターネットサービス「Starlink」を活用した快適なエリア構築構想をシームレスにアピールしていた。