老舗繊維卸売・堀田丸正が「Bitcoin Japan」に社名変更 暗号資産の保有念頭に


老舗繊維卸売・堀田丸正が「Bitcoin Japan」に社名変更 暗号資産の保有念頭に
Image by Traxer

東証スタンダード上場の堀田丸正が商号を「Bitcoin Japan株式会社」に変更した。9月末に変更登記の予定を公表しており、11日に行われた臨時株主総会にて決議された。

堀田丸正は1861年創業、1933年設立の繊維製品・宝飾品の卸売商社。2017年にRIZAPグループ入りしたが、直近に仮想通貨取引のプラットフォームを運営する米企業が株式取得を行い、経営再編を進めていた。(RIZAPグループとの資本業務提携は解消済み)

商号変更の理由について、初公表時に同社は「新規事業としてビットコイン・トレジャリー事業を開始することとし、また、将来的には金融関連事業の開始も視野に入れております。これに伴い、今後、当該新規事業を展開する企業としてふさわしい商号とするべく、商号の変更を行います」と説明している。

変更後の定款
変更後の定款

新商号は「Bitcoin Japan株式会社(Bitcoin Japan Corporation)」で、商号変更の翌12日に同社株価は終値924円をつけ、急騰。本日13日も1,001円の高値をつけたものの、同日に日本取引所グループが暗号資産トレジャリー企業の拡大抑制を検討しているとの報道がなされたことで、一転してストップ安の急落となっている。

著者 経済/社会担当
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