KLab、ビットコインを約2000万円分購入 gumiに続きゲーム企業の保有事例


KLab、ビットコインを約2000万円分購入 gumiに続きゲーム企業の保有事例
Image by Kanchanara

モバイルゲーム開発を手掛けるKLab株式会社は11日、経営戦略の一環としてビットコインを購入したと発表した。購入金額は2000万円で、1.19828BTCを購入単価1669万0535円で取得した。

同社は購入の理由について、近年ビットコインが「デジタルゴールド」として、市場の基軸資産として安定した分散投資先と見なされてきていることを挙げた。そのうえで、「長期的な資産保全の手段のひとつとして、短期的に使う予定がない資金の一部を暗号資産として保有することといたしました。」と説明している。

また、保有を通じて暗号資産及びブロックチェーン技術への理解を深め、将来的には事業への活用も検討していくとの見通しも含ませた。

資産保有について、価格変動リスク、流動性リスク、法規制や税制の変更リスク、サイバーセキュリティリスク等が内在していることから、必要に応じて保有方針や売却戦略について柔軟に見直しを行い最適化を図るとも言及している。

今後の追加購入については未定としているが、必要に応じて適時開示するとのこと。

暗号資産を経営戦略の一環として保有する企業はメタプラネットやBitcoin Japan(旧:堀田丸正)といったビットコイントレジャリーが知られるほか、ゲーム開発企業でも保有する事例がある。モバイルゲーム開発を行う株式会社gumiは今年2月から5月にかけて10億円分のビットコインを購入していた。

著者 山本晃平