ハウステンボスに「エヴァンゲリオン」登場 8Kで使徒との大激闘を体感…成長戦略で活性化狙う
長崎佐世保のテーマパークリゾート「ハウステンボス」は、『エヴァンゲリオン』をテーマにしたライドアトラクション「エヴァンゲリオン・ザ・ライド – 8K -」を2026年春に開業すると発表した。放送開始から30周年を迎えた同作を、8K LED巨大スクリーンとフライングシアター型アトラクションでリアルに体感できる施設となる。
本アトラクションは、ハウステンボスが展開する成長戦略の第3弾として導入される。同社は今年6月に「ミッフィー・ワンダースクエア」を、9月には開業以来最大の投資額をかけた「エアクルーズ・ザ・ライド」をオープンしており、パーク活性化にむけて施設拡充を進めている。
今回発表された「エヴァンゲリオン・ザ・ライド – 8K -」は、高精細8K LEDドーム型巨大スクリーンとフルHDの約19倍という解像度を誇る8K映像、最新技術を駆使したライドモーションの3つを兼ね揃えたフライングシアター型アトラクション。

ゲストは巨大スクリーンによって視界180度に8K映像が広がり、使徒とのリアルな激闘を体感する。ライドモーションの動き、風、音、振動までもが完全にエヴァンゲリオンの世界観とシンクロし、急降下、浮遊感、振動など圧倒的な臨場感も味わえるという。
本アトラクションで展開するストーリーは完全オリジナル。ヨーロッパの街並みが広がるハウステンボスを舞台に、エヴァンゲリオン初号機がリフトオフし、実際に目にした建物や景色がエヴァンゲリオンと使徒の激闘の舞台として再現される。
本発表に際し、同社代表は「古くから防衛・造船の拠点として発展してきた長崎県佐世保市らしい形で『エヴァンゲリオン』の世界を体感できる空間を創り上げることで、地域の歴史や文化にも新たな光を当てていきたい」と述べた。
一方の権利元・カラーの担当者は「九州・長崎エリアは東アジアからのアクセス・利便性が高いことや、ハウステンボス様は海外からのお客様も多いと伺っておりますので、ここでしか体験することのできない新しい『エヴァンゲリオン』を、世界中の多くのファンの皆様に味わっていただきたい」と期待を寄せている。