「ドラクエ」新作スマホゲーで開発企業株価が乱高下 KLabがスクエニと共同開発

KLab株式会社が今月17日にスクウェア・エニックスと共同でスマートフォン向けローグライトRPG『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』を開発することを発表し、同社株式に大きな値動きが確認された。
本作は『ドラゴンクエスト』シリーズ新作タイトルとして、スマートフォン向けローグライトRPG。「ドラゴンクエスト×直感&爽快フィールドバトル」をコンセプトとして2026年のグローバル同時リリースを予定している。
同作は「BLEACH Brave Souls」「キャプテン翼~たたかえドリームチーム~」などのスマホゲーム運営で知られるKLab株式会社が開発を担当していることが判明。
KLabは上場企業であるため、発表を契機に市場は直ちに反応した。本発表の約1週間前から上昇トレンドにはあったが、適時開示や複数の報道を受け、個別銘柄としてKLabの買いが殺到。16日には同社株がストップ高買い気配となるなど短時間で急騰する局面が生じた。
9月初旬時点で同社株価は140円台だったものの、本発表を受けて283円まで急騰。しかし期待は長続きせず、翌週以降、同社株は大きく値を振り急落した。24日の終値ベースでは177円となっており、急騰前の水準に戻っている。
なお、この急騰を受けて、東京証券取引所が信用取引規制の臨時措置を実施したと報じられていた。短期的な過熱や変動に対する市場運営上の対応とみられる。
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/ SQUARE ENIX
Developed by KLabGames
※画面はすべて開発中のものです。