Switch 2版「FF7リメイク」は本体容量を“最大3分の1”消費する重量級…パッケージ版も全データDL必須に

スクウェア・エニックスが2026年1月22日にNintendo Switch 2向けに発売予定の「FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE」について、DL版のストアページがeShopに登場。プレイには最大90GBの空きストレージ容量が必要となることが分かっている。
eShopのタイトルページによると必要容量として128MBが記載されているが、細かい注意書きにて、必要容量に関わらず「最大90GBのダウンロードが必要となります」との記載がなされている。Switch 2対応タイトルでは「WWE 2K25」が約73GBと最大容量だったが、FF7リメイクがこれを上回る見通しとなった。
さらに、スクウェア・エニックスはパッケージ版の情報も公開し、ゲームキーカードとして店頭販売も行うことがわかった。
ゲームキーカードはカード本体にゲームデータが入っていない「鍵だけ」内蔵サレフ方式で、プレイするには本体の内蔵ストレージにダウンロードする必要がある。Switch 2ではほとんどのサードパーティタイトル(任天堂以外)がパッケージ版に「ゲームキーカード」を採用している。
今回、同社がゲームキーカードを選んだ背景には、任天堂の専用ゲームカートリッジの容量上限が「約64GB程度」という仕様が影響しているものとみられる。また、カートリッジからの実行は内蔵ストレージからの実行と比較して転送速度が劣るため、パフォーマンス面での考慮もあったと想定される。
なお、同社はリメイク三部作全てを全プラットフォームでリリースすることも発表している。これにより「ファイナルファンタジーVII リバース」もNintendo Switch 2でプレイできるようになる見通しだが、その他も90GBを上回るような重量級タイトルの場合、本体ストレージのみで全作本編データを保持できる可能性は極めて低い。適宜microSD Expressカードなどでの拡張が求められそうだ。
ちなみに、シリーズより展開が予定されている「ファイナルファンタジータクティクス イヴァリース クロニクルズ」についてはキーカードではなく、「ダウンロードできるコードが印字されたチラシが封入されております」とのことで、ゲームカードは入らない見込みになるという。
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