電源問題が起きたスマホ「Xperia 1 VII」販売再開 製造不良品は無償交換を実施


電源問題が起きたスマホ「Xperia 1 VII」販売再開 製造不良品は無償交換を実施

ソニーは21日、電源関連の不具合により7月4日から出荷・販売を一時停止していたスマートフォン「Xperia 1 VII」のうち、SIMフリーモデルにあたる「XQ-FS44」の販売を8月27日より順次再開すると発表した。

Xperia 1 VIIをめぐって、電源が落ちる、再起動がかかる、電源が入らない事象がまれに発生することを公表していた。その後、一部製造ロットにおいて製造工程の不備により基板が故障する問題が判明したと発表し、対象製品の無償交換を行うことを明らかにしていた。

販売が再開されるのは「XQ-FS44」で、内訳はRAM 12GB・ROM 512GBモデルが2025年8月27日、RAM 12GB・ROM 256GBモデルとRAM 16GB・ROM 512GBモデルが同年9月12日からとなる。

同社は販売再開に際し、「この度はXperiaをご愛顧いただいているお客様にご心配、ご迷惑、ご不便をおかけしたことを改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪。その上で「お客様にご愛用いただける製品づくりを目指し、今後一層の品質向上に努めて参ります」と表明した。

なお、既に該当端末を所有しているユーザーに対する製品交換は引き続き実施される。

著者 経済/社会担当
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