106回目のコミケ閉幕 総参加者は25万人 工事など影響で前回比5万人減

東京ビッグサイトで開催中のコミックマーケット106(夏コミ)が本日16時をもって閉会した。運営のコミックマーケット準備会の速報によると、2日目の総参加者数は13万人となり、総参加者数は初日の12万人とあわせて25万人となった。
前回年末に開催されたC105は30万人だったため前回比では5万人減となったが、前々回の夏に開催されたC104は26万人だったためシーズン比では1万人減となっている。
約6千スペース減少もシーズン比1万人減少にとどまる
「コミックマーケット」は、アニメやゲーム系ジャンルの個人クリエイターが自作する同人誌の販売を中心とする、毎年夏冬シーズンに開催される大型同人誌即売会。企業エリアやコスプレエリアなどが展開され、会場となる東京ビッグサイトを例年全館使用する一大イベントになっている。
今冬のコミケは前回に続き一日あたりの人数制限を設けずに、各日十数万人の来場を見込んでいた。今回から東京ビッグサイトの大規模改修工事により東展示場の約半分が利用できなかったため、参加サークルは約6000スペースも減少していた。
初日に続きマンガ・アニメ・ゲーム等のジャンルに加え、評論ジャンルも配置されており、本日も閉会まで参加者がサークルを回り、ホール内は活気に包まれた。企業ブースには引き続き西3・4、南3・4ホールに121社が出展。VTuberやアニメ系のブースが活況を呈していた。