夏のコミケ、東棟の改修工事受け導線変更も初日は「大きな事故なく」コスプレは庭園が復活 #C106

コミックマーケット準備会は16日、東京ビッグサイトで開催中のコミックマーケット106(夏コミ)の初日来場者数が12万人に達したと報道向けに公式発表した。最高気温34度の猛暑にもかかわらず、大きな事故やトラブルなく閉会した。
初日はマンガ・アニメ・ゲーム等のジャンルを中心に配置され、特に「ブルーアーカイブ」を中心にソーシャルゲームのジャンルが人気を集めた。閉会まで参加者がサークルを回り、ホール内は活気に包まれた。
初日は約11,500スペースが出展し、大規模工事の影響で空間に制約がある中でも昨年の夏コミとほぼ同規模のスペースを確保した。しかしながら、最も大きな区画「東1・2・3」ホールが使えないため、東展示場では通路が一部制限されたり、導線が混雑したりとイレギュラーな対応となっている。現地スタッフやボランティアの指示を適宜確認してほしい。
この影響もあり、コスプレエリアでは約3年ぶりに庭園コスプレエリアが復活した。工事の関係でC97以来にビックサイトお隣の「TFT西館2階ホール」の更衣室運用を実施し、屋上展示場や東8ホール、庭園といったエリアが賑わいを見せた。特にソーシャルゲーム系のコスプレイヤーには撮影待ちの列ができるほどの人気となった。
企業ブースには西3・4、南3・4ホールに121社が出展した。VTuberやアニメ系のブースが活況を呈し、JR西日本やfirestorageが初出展を果たした。
猛暑を受けて準備会も熱中症対策を強化した。東駐車場一般入場待機列で参加者向けに保冷剤の無料配布を実施し、東8ホールを休憩所として開放。プロムナード公園に臨時の飲料販売所を展開し、東8ホールに自動販売機を設置して水分補給をサポートしたという。
コミックマーケット106は本日17日が最終日となる。