【メダリスト】第2期までに振り返りたい名シーンとは?ファンが選ぶ全6つの“金メダル”が大発表


【メダリスト】第2期までに振り返りたい名シーンとは?ファンが選ぶ全6つの“金メダル”が大発表

アニメ第2期は2026年1月よりテレビ朝日系全国24局ネット「NUMAnimation」枠にて放送開始が決定している『メダリスト』について、去る7月31日に出演声優陣7名が登壇するイベント「TVアニメ『メダリスト』スペシャルエキシビション2025」が開催された。

昼夜2部制となった今回のイベントでは通して「メダリストグランプリ」なるコーナーを実施した。このコーナーは事前に本作のファンの声を参考にしたランキングを作成し、その結果を銅メダル、銀メダル、金メダルの順に発表し、金メダルに輝いたシーンはキャスト陣による生アフレコで再現されるという流れで展開された。

昼の部最初のテーマは「おもしろいで賞」となり、銅メダル「律儀すぎる鴗鳥慎一郎」、銀メダル「見なよ……俺の司を……」、金メダル「ブスエビフライ!」という結果に。各賞が発表されるごとに収録での裏話などが披露され、来場者のみなさんも興味深げにトークに聴き入っている様子を見せた。

なかでも銀メダル「見なよ……俺の司を……」が発表されると春瀬さんがすかさず台詞を再現する場面があり、会場から拍手が。SNS上などでも大きな話題を呼んでいたこのセリフ、そのコマを完全再現するべく本編のアフレコをする際は事前に練習を重ねていたという裏話も飛び出した。

続いての「よく頑張ったで賞」は銅メダル「たった1人でアップをするいのり」、銀メダル「目標達成シートを書いてくれた理凰」、金メダル「スケートのためにご飯も食べない絵馬」となった。

金メダル「スケートのためにご飯も食べない絵馬」は、第9話「西の強豪(後)」における絵馬と蛇崩遊大による一幕。小岩井さんは自身の視点で見ると心が締め付けられるけれど、絵馬としては一生懸命かつひたむきな気持ちだからこそ、視野が狭くなってしまっている状態を演じられるように意識していたと語った。

最後の3つ目のテーマは「ナイス師弟愛で賞」で、銅メダルは先ほどからの流れで「絵馬と遊大」、銀メダルは「ミケとナッチン」、金メダルは「金メダルを獲らせると約束を交わすいのりと司」とそれぞれの講師と生徒の関係性に焦点が当たる結果に。

「金メダルを獲らせると約束を交わすいのりと司」は、第2話「初級バッジテスト」終盤のいのりが司へ決意を語り、そんないのりに力強く「わかった」と真っ直ぐ返す司が見られるシーン。ふたりの信頼関係が築かれたグッとくるシーンだけに、春瀬さんと大塚さんの生アフレコに聴き入る方が多数見られた。

そして日は沈み夜の部。こちらでも昼の部とはまた違った「メダリストグランプリ」が展開された。

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夜の部では「とってもかわいいで賞」「グッときたで賞」「素晴らしいライバルで賞」が大発表!

最初のテーマは「とってもかわいいで賞」で、銅メダル「ミミズハッピーTシャツのいのり」、銀メダル「ミケの猫モチーフ振付」、金メダル「可愛すぎてごめんやす」の3つのシーンがピックアップ。

金メダルとなった「可愛すぎてごめんやす」でピックアップされたのは、第7話「1級バッジテスト」において司に不注意から誤って衝突してしまったすずの名場面。伊藤さんはすずの登場シーンとなっていたこの場面について、原作を読んだ時からインパクトの強いシーンだと感じており大事に演じたと話した。

続いての「グッときたで賞」は銅メダル「本気で応援してくれることを決めたお母さん」、銀メダル「いのりをリンクに連れ出してくれる光」、金メダル「司のスケートに賭ける執念を語る瞳」という結果に。

金メダルのシーンは第12話「白猫のレッスン」において、司が理凰の振付を再現する様を見学する理凰と瞳の一幕となっており、加藤さんは瞳が司の現役時代を話す場面は、静かなセリフながらも心の内は熱く語るようにしていたとこだわりが明かされた。

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また、小市さんは恵まれた環境を持っていながら中々努力が報われない理凰と、才能を持ちながらも環境に恵まれなかった司について、状況は正反対ながら努力が結果に中々繋がらなかったという共通点に言及。だからこそ理凰も司に触発されたのではないかと熱く語っていた。

そんな司を演じる大塚さんは、キャラクターの描き方がリアルで、作中で描かれていない部分までも想像させる余白があるとコメント。それだけ丁寧にキャラクターを描いているからこそ、感情移入してしまうと話した。

そして最後は「素晴らしいライバルで賞」で、銅メダル「いのりと理凰」、銀メダル「司と夜鷹」、金メダル「全日本で戦う約束をするいのりと光」と3つの名場面がピックアップされた。金メダルのシーンは「全日本で戦う約束をするいのりと光」ということで、春瀬さんと市ノ瀬さんが生アフレコを披露。春瀬さんは、いのりが光にようやくここまで来られたと伝えられたことに触れていた。

©つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会

Yoshioka

著者 Yoshioka
オタク総研媒体統括 兼 株式会社オタクリエイト代表取締役。アニメ、テクノロジー(ガジェット)、コンテンツビジネス、システム開発などを取り扱っています。PRプランニングやIP調達、制作事業の統括も兼任。好きなものは新作アニメ、海外スマホ、東南アジア。