ドコモ、店頭の事務手数料を約5000円に値上げへ ソフトバンクとは異なりWEBは無料継続

NTTドコモは、新規契約や機種変更などの各種手続きに関わる事務手数料を9月5日から改定すると発表した。物価高や説明事項の増加などに伴う各種費用の増加が理由としている。
今回の改定により、店頭での新規契約や機種変更、名義変更などの手続き費用は現行の3850円から4950円に引き上げられる。コールセンターでの各種手続きについても同様に1100円の値上げとなる。
携帯回線以外(ドコモ光・ahamo光)については、店頭およびウェブでの新規契約や他社からの切り替え手続きの事務手数料を現行の3300円から4950円に改定する。
一方で、携帯電話に関するウェブでの各種手続きについては今回の改定対象外となっており、引き続き無料で利用できる。
大手通信キャリアでは先日7月にソフトバンクとワイモバイルが事務手数料の更新を発表していた。店舗対応を3850円から4950円に引き上げるという、今回のドコモと概ね同じ内容だった。しかし、ソフトバンクはウェブ対応を一律で3,850円とする有料化が行われていることが大きな違いとなる。
SIM再発行については3,850円としつつも当面は「無料」としているが、ソーシャルメディアではユーザーから反発の声も上がっていたほか、他社の追随の可能性も指摘されていた。