スクエニ、スマホゲーム「スクスト2」サービス終了へ 約11年運営の長寿タイトル


スクエニ、スマホゲーム「スクスト2」サービス終了へ 約11年運営の長寿タイトル

スクウェア・エニックスは27日、スマートフォン向けゲーム「スクールガールストライカーズ2」について、9月29日午後3時をもってサービスを終了すると発表した。

同作はスクウェア・エニックスが贈る新感覚ラノベスタイルRPGとして2014年4月にサービス開始。今に至るまで約11年にわたって運営されてきたものの、この度「今後お客様にご満足いただけるサービスの提供が困難であるという結論に至った」ため、サービス終了が決定した。

同社は27日午後5時より、ゲーム内の有料通貨「ステラコイン」の販売を停止。既に所持している分については、サービス終了まで利用可能としている。また、サービス終了後も可能な限りゲームを楽しめるよう、一部機能を残したオフライン版の配信を予定している。

運営・開発チームは「日頃ご愛顧いただいておりますお客様には突然のお知らせとなりましたことを、運営・開発チーム一同、深くお詫び申し上げます」とコメント。同時にグランドフィナーレ特設サイトを公開し「寄せ書きポスター」企画や記念書籍の販売などを発表している。

あわせて、プロデューサーレターも公開され、心境などが語られた。「企画・開発・運営のすべてを社内で行うスクストでは、その強みを活かして、隊長さんのどんなに小さなご要望も、迅速にチームで共有し、開発会議で検討し、可能な限り実現できるよう努めてきました。隊長さんの声に耳を傾ける姿勢と、フットワークの軽さだけは、本当にどこにも負けていなかったという自信があります。」「それでも、結果的に実装に至らなかった機能改善はたくさんありますし、何より、38名におよぶ女の子のエピソードの深掘りは、11年以上運営してもまだまだ足りない……描きたいことは山ほどあるのに……というのが偽らざる現在地です。」(一部抜粋)

©SQUARE ENIX

著者 編集部 IT/デジタル担当
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