「広告が多すぎる」ちいかわのスマホゲーム、不満に運営が対応…広告の数を減らしたアップデートを紹介


「広告が多すぎる」ちいかわのスマホゲーム、不満に運営が対応…広告の数を減らしたアップデートを紹介

イラストレーター・ナガノ氏による漫画作品「ちいかわ」を原作としたスマートフォンゲームアプリ『ちいかわぽけっと』の運営チームは13日、ユーザーからの意見や要望を受けて実施した調整内容と今後のアップデート予定について発表した。

本作はサイバーエージェント子会社のアプリボットが開発・運営するスマートフォン向けアプリ。「ちいかわたちといつでもどこでも一緒」をコンセプトに展開されており、3月27日より国内外43の国と地域で配信が開始されている。運営チームは13日、日頃から多くの意見や要望を受けて、5月中に行った具体的な変更内容を説明した。

まず、既プレイユーザーから指摘されていた広告に関する調整では、「広告が多すぎる」という意見を考慮し、5月27日15時の更新で複数の変更を実施。広告視聴によって得られる「討伐の進行速度が2倍になる効果」の持続時間を従来の15分から30分に延長したほか、「おやつの各種効果」の持続時間も20分から40分に変更した。デイリーミッションにおいては、報酬獲得に広告視聴が必要なミッション5つのうち、3つを広告視聴不要で獲得できるよう変更している。

また、ゲームバランスの調整では「討伐報酬のコイン量が、スペシャル討伐と比較して少なすぎる」「衣装のとくぎの威力がおたすけと比較して弱すぎる」といった意見を受け、同じく5月27日15時の更新でバランス調整を行った。討伐報酬で獲得できるコイン量を、近しい難易度の「ゾウの討伐」で獲得できるコイン量の水準まで引き上げる調整を実施している。

また、運営チームは、この調整によってすでにゲームを進行しているユーザーが不利益を被ることはないとしている。

そして、「討伐成績ランキング」における報酬システムについても改善が図られた。従来は敗北した場合に獲得できる「討伐スコア」「ランキングイベント交換券」の量が討伐で与えたダメージ量に応じて決定されるため、高い危険レベルで敗北した場合に低い危険レベルで勝利した場合よりも報酬量が少ない場合があった。だが、バージョン1.2.0では、敗北時に獲得できる最低報酬量を1つ手前の危険レベルで勝利した際の報酬量と同じになるよう変更し、高い危険レベルでは勝敗に関係なく低い危険レベル以上の報酬が獲得できるようになっているという。

なお、今後のアップデート予定も明らかにしており、7月中に一部機能にキャラクターボイスを追加することを盛り込んだ。ボイスが追加される機能はタイトル、討伐、草むしり、むちゃうまフェス、特訓、ルーレット討伐成績ランキングに実装されるという。

著者 編集部 アニメ情報担当