戦国アクションRPG「仁王3」中東地域で展開へ 現地企業が「文化的側面を考慮」で好評

中東地域でアニメ・ゲーム等のパブリッシングを手がけるマンガプロダクションズは17日、コーエーテクモゲームスが展開するアクションRPGゲーム『仁王3』について、中東・北アフリカ地域におけるパブリッシング契約を締結したと発表した。
同契約により、マンガプロダクションズは中東・北アフリカ向けのローカライズとマーケティングを担当するといい、アラビア語版はPlayStation5とSteamで2026年初頭に世界同時発売される予定となっている。同社は前作『真・三國無双 ORIGINS』においてもアラビア語ローカライズを実施し、アラブ諸国のファンから好評を得ていた。
「仁王」シリーズは戦国時代末期をモチーフとした世界を舞台に、武士や妖怪との戦闘を描くアクションRPGとして展開されており、全世界で800万本以上の売上を記録。中東・北アフリカ地域においても高い人気を得ているという。
最新作の『仁王3』では新たにオープンフィールドシステムを採用するほか、サムライとニンジャの二つのバトルスタイルをリアルタイムで切り替える戦闘システムも導入される。
コーエーテクモゲームスの鯉沼久史代表取締役社長は「近年、中東・北アフリカ地域のゲーム市場の成長率は著しいです。また中東・北アフリカ地域のゲームファンの熱意にも、驚かされています」ともコメントしている。
一方のマンガプロダクションズ側、配給ビジネス開発担当は「単純な翻訳ではなく文化的な側面まで考慮した高品質なアラビア語ローカライズが提供できたと中東諸国のファンから高い評価を得ました。『仁王3』ではさらにローカライズの水準を高めていき、そして世界同時発売での素晴らしい体験をプレイヤーに提供します。」と共有した。
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