「ガンプラ」新工場はいつ開業?26年までに成形機90台超体制に 「ジークアクス」特番で地上波初潜入

日本テレビ系にて放送中のTVシリーズ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」では、本作の放送記念特別番組が6月4日(水)に放送される。番組名は「『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』放送記念 ガンダムがもっと好きになる!」で、放送時間は25時40分から26時10分まで。
6月4日の「ジークアクス」特番でガンプラ新工場を初潜入
同特別番組は現在放送・配信中の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」への反響を受けて制作されたもので、番組では話題となっている同作品の物語、登場キャラクター、モビルスーツの数々を詳細に紹介。出演ゲストとして俳優の片桐仁と横田真悠が登場するほか、同作品の鶴巻和哉監督のインタビュー映像も放送予定となっている。
さらに、アイドルグループLINKL PLANETの荒井芽依、東恩納瑠花が出演して、静岡県内のガンプラ新工場の紹介も行われるとのことで、この工場紹介は地上波では初公開となる。
このガンプラ新工場とはBANDAI SPIRITSが建設中のプラモデル生産工場「バンダイホビーセンター」(静岡県静岡市)のことで、建設発表当初、より安定的な生産体制を確保する目的のもと、今年夏頃から稼働を開始予定としていた。
先日公表されたバンダイナムコホールディングスの2024年度決算とイベント「静岡ホビーショー」の発表によると、開業は予定通りに進んでいると説明。新工場の名前は「バンダイホビーセンター」で、1.8万平方メートルの工場内に「多色成形機10台」「単色成形機84台」の設備が2026年の本格始動までに配備されることがわかっている。
ガンプラは同社ホビーの中でも特に人気の高い商材として知られており、販売数量やルートが限定され転売する事例も発生するなど、供給不足となる状況が続いている。同社が進めているグローバル展開に加え、今回の「GQuuuuuuX」においても「ジークアクス」をはじめとしたMSのガンプラ展開も予定されており、生産態勢の向上が求められている。
同社は生産能力について「全体で2023年度比約35%の増産が可能になる」見込みとして、より購入しやすい環境づくりでIP業績の底上げを狙う。