明治が「育成ゲーム」に参入…異業種から“カカオの知識”身につく教養ゲームが新登場


明治が「育成ゲーム」に参入…異業種から“カカオの知識”身につく教養ゲームが新登場

明治は14日、スマートフォン向けアプリ「ほのぼのカカオ育成ゲーム〜テオテオと過ごす癒しのカカオ農園〜」を発表し同日より提供を開始した。本アプリはカカオをより身近に感じてもらうことを目的に開発されており、異業種によるゲーム展開となっている。

ゲームには、カカオの妖精「テオテオ」が登場。ユーザーは、日々のミッションを通じてテオテオの世話をし、成長させていく。成長の過程ではカカオの知識に関するコンテンツが多数盛り込まれ「基礎知識」「雑学」「食べ方」「活動」など多様な切り口から情報に触れることができるという。カカオポッドの収穫や農園の発展といった要素も取り入れられ、ゲーム性と学習性が両立された設計となっている。

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アプリ内には「今日のチョコガチャ」や「チョコの記録」など、チョコレート好きのユーザー向け機能も充実。さらに、テオテオの衣装「ハカマ」は全38種類用意されており、カカオ柄から季節のデザイン、明治製品をモチーフにしたものまで幅広いコレクション要素が展開される。サポーターキャラクターや図鑑機能もあり、継続的に楽しめる内容となっている。

同社は2006年より「メイジ・カカオ・サポート」と題し、持続可能なカカオ生産の支援に取り組んできたと背景を紹介。農家の技術支援や生活向上、環境保全といった社会課題への対応も行っており、今回のアプリはそれらの活動の一環として、一般消費者にも分かりやすく訴求するものとしている。

また、プロモーションビデオにはシンガー・ソングライターの大黒摩季氏が参加し、新曲「カカオ de サルサ」を提供。楽曲制作にあたり「カカオの起源・効能・歴史などを学び、その志に感動し、1曲にはおさまらないのでシリーズ化することになった」「明治さんのカカオ熱烈スタッフとの出会いによって、学ぶだけにとどまらず、いっそ歌詞にも出てくる『エクアドル』に今1番行きたいと思っている」とコメントした。

同アプリはiOSおよびAndroid向けに提供されており、無料でダウンロード可能。

著者 編集部 IT/デジタル担当
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