ドラクエ堀井氏が「ゲーム実況が面白くなるゲーム」企画に関心 Switch向け完全新作『転生ゲーム』に参画


ドラクエ堀井氏が「ゲーム実況が面白くなるゲーム」企画に関心 Switch向け完全新作『転生ゲーム』に参画

株式会社Anyは30日、Nintendo Switch向けの完全新作タイトル『転生ゲーム』(仮称)の企画・プロデュースを手がけることを発表。発売は2026年を予定しており、開発・販売は『ドラゴンクエスト』シリーズなどで知られるアルテピアッツァが担当する。

本作では『ドラゴンクエスト』生みの親で知られる著名ゲームクリエイター・堀井雄二氏と、漫画『ブルーロック』『神さまの言うとおり』などの原作を手がけてきた金城宗幸氏による初のタッグで展開させるプロジェクト。堀井氏は本プロジェクトにアドバイザーとして参加し、金城氏は企画原案を担当する。

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“絶対に友達と仲が悪くなるゲーム”がコンセプト

今回の『転生ゲーム』は「転生」「カルマ」「運命」をテーマとする対戦型すごろくゲームとして、プレイヤー同士が転生を巡って妨害や裏切りを繰り返すことで勝利を目指すというもの。舞台は死後の世界「リンネ界」で、ダークファンタジーの世界観の中に個性豊かなキャラクターたちが登場する。

開発チームは本作を「絶対に友達と仲が悪くなるゲーム」と位置づけており、将来的にはアニメやグッズ、TikTokなどを含むクロスメディア展開も視野に入れているという。人気YouTuberのコヤッキー氏がプロジェクトディレクターを務める。

堀井雄二氏は「『ゲーム実況が面白くなるゲームを作りたい』。そんな今の時代ならではの発想に、とても面白さを感じて、この企画に参加することにしました。みなさんが笑いながら盛り上がれるような、そして何度も遊びたくなるようなゲームになることを楽しみにしています」とコメント。

また金城宗幸氏も「『すごろくゲーム作りませんか?』と声をかけていただき、自分が作るなら死んで生まれ変わる為に蹴落とし合う『転生ゲーム』だろと思って企画を提案しました。挑戦的な作品になればと思っております。がんばります」と意気込みを語っている。

また、ディレクターの佐藤 彩花氏も「堀井さん、金城さんという夢のような方々と一緒にゲーム作りができた事は、今でも信じられない思いです。『転生ゲーム』はみんなで笑って、時には喧嘩して、それでも「またやりたい」と思えるような、“ぐちゃぐちゃで最高なゲーム”を目指して、開発を進めてまいります。」と寄せた。

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著者 編集部 IT/デジタル担当
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