「京王アリーナ」調布に5月誕生 現・武蔵野の森総合スポーツプラザの命名権を京王電鉄が獲得

東京都調布市にあるイベント施設「武蔵野の森総合スポーツプラザ」が新たに5月1日からネーミングライツ制度を導入し、名称を「京王アリーナTOKYO」へ改める。すでに建物内の表示は同名称に切り替わっており、京王電鉄と東京スタジアムとの命名権契約も完了している。
武蔵野の森総合スポーツプラザは「味の素スタジアム」の隣に位置するスポーツ・イベント施設として知られており、毎週末にはアイドルコンテンツやアニメなどによるライブイベントも開催されている。
京王電鉄は同所の最寄り駅が「飛田給」であることもあり結びつきが強く、これまでにも武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された「Wリーグ プレイオフ」に3年連続で冠協賛するなど、スポーツ振興やライブイベントを通じた地域活性化に取り組んできた。
今回の命名権取得を機に、京王ブランドの認知度向上や沿線地域におけるスポーツ活動支援をさらに強化し、子どもたちの健全な育成と沿線のまちづくりを推進する方針を示している。
「京王アリーナTOKYO」の契約期間は2025年5月1日から2028年3月31日まで。施設の略し方は不明だが「京アリ」になれば横浜市にある「Kアリーナ横浜)」と勘違いを起こしそうになるためご注意を。
東京スタジアムの片寄光彦社長は「2017年11月の開館以来、本施設は地域の皆さまに親しまれ、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会をはじめ様々なスポーツイベントやコンサートなどの会場となってきました。京王電鉄株式会社様には、これまでも本施設において多くのスポーツ大会やイベントに協賛し冠大会等を開催していただいている実績があり、ネーミングライツを機に、同社との連携を一層深めることにより、都民のスポーツ振興と地域の活性化に寄与できるものと考えております」と述べている。
■京王アリーナTOKYO (最寄駅:京王線飛田給駅)
・メインアリーナ
階層:地上4階、地下1階
収容人数: 固定席 約6,000席 最大 10,000 人
競技面:約4,900㎡
設備:大型映像装置1面、ロールバックチェア 等
・サブアリーナ
階層:地上3階、塔屋1階、地下1階
競技面:約1,800㎡
収容人数:固定席340席
・プール(可動式)50m×20m 8コース
・ジム トレーニング機器50台
・会議室、多目的ルーム
・駐車場 134台