Switch 2、本体メモリは“8倍増”も足りる?マリカは23.4GB…初期タイトルの容量が続々判明

任天堂が6月5日に発売予定の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」について、同ハード専売タイトルのファイルサイズがマイニンテンドーストア上で公開されており、全体的に容量増加が確認された。
例えば6月5日同時発売のローンチタイトル『マリオカートワールド』のファイルサイズは23.4GBで、前世代機Nintendo Switch向けに発売された『マリオカート8 DX』(11.3GB)と比較して倍以上の容量となっている。これについては、ティザー映像で解禁されたとおり、より幅広いコースを高画質で体験できること、オープンワールドのようなスタイルでプレイできることなどに起因するものと見られる。


また同年7月17日発売予定の『ドンキーコングバナンザ』は10GBとなっており、前作との直接的な比較はできないものの過去の3Dアクションタイトル『スーパーマリオ オデッセイ』(5.6GB)と比べると大きく上回っている。
このほか、Switch 2向けに配信される過去作のファイルサイズも公表されており『星のカービィ ディスカバリー』は5.7GB、『スーパーマリオパーティ ジャンボリー』は7.7GBとなっている。前者はSwitch版とほぼ同等、後者はマウス操作などの新機能を複数追加したことによるものとみられる。
サイバーパンクのパッケージ版は64GBギリギリの容量に
初期ラインナップの容量は比較的抑えられたものと見られるが、よりボリュームの多いタイトルやオープンワールドタイトルなどが登場するとさらに大容量になるとみられる。Nintendo Switch 2は現行機と比較して内部ストレージは32GB→256GBと大幅に増加。8倍増しているものの、20GB級のタイトルを入れるとなると10本程度で一杯になるため、たくさんプレイする方は引き続きメモリーカードの併用、もしくはパッケージ版が選択肢となる。
なお、同じく発売が決定した『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』について、ダウンロード版容量は発表されていないが、公式説明によるパッケージ版容量は規格ギリギリの64GBとのこと。
また既報の通り、Switch 2の外部ストレージは「microSD Express」という新規格になっており、読み書きの高速化が図られた一方で、通常のmicroSDを採用する現行機からの互換性はない。一時、microSD Expressカードは価格高騰が確認されたが、後に任天堂の公式ストアにマリオデザインかつより廉価な専売モデルが登場。「本体の当選者にのみ販売」するという徹底した転売対策も施されている。