日本アニメ好きの外国人、ハマるキッカケは「ドラゴンボール」では人気のキャラは?EC利用者に実態調査

越境EC事業を手がけるBEENOSは、海外向け購入サポートサービス「Buyee」の利用者735名を対象に、日本アニメの視聴に関する調査を実施し、結果を公表した。
調査は過去1年以内にアニメグッズを購入したサービスを利用したアメリカ、台湾、香港などのユーザーで、日本アニメへの関心を持ち始めた時期を問うと「7~9歳」が最も多く、26.9%を占めた。また全体の91.9%が10代までに日本アニメへの興味を持っていたと回答しており、幼少期からの馴染んでいる傾向が見られた。
日本アニメを好きになったきっかけとなった作品として最も多く挙げられたのは「ドラゴンボール」であった。そのほか「セーラームーン」「NARUTO」「ポケモン」「ガンダム」「ONE PIECE」「エヴァンゲリオン」「デジモン」「名探偵コナン」「鋼の錬金術師」など、長期シリーズや世界的に知名度の高いタイトルが並んだ。
今好きなアニメに新作多数、好きなキャラはドラゴンボールからフリーレンまで
そして、視聴歴の中で最も好きな日本アニメについては「新世紀エヴァンゲリオン」が最多を獲得。これに「鋼の錬金術師」「ガンダム」「ドラゴンボール」「ONE PIECE」「葬送のフリーレン」「コードギアス」「ソードアート・オンライン」「ぼっち・ざ・ろっく!」「呪術廻戦」などが続いた。また、2019年以降に放送されたリメイクアニメの中で、最も視聴された作品は「らんま1/2」で47.2%に上った。
最も好きなキャラクターに関する質問では最多回答が「孫悟空」だった。次いで「アスカ」「綾波レイ」「ルルーシュ」「エドワード・エルリック」「フリーレン」「ルフィ」「アムロ・レイ」「草薙素子」などが挙げられている。
日本アニメの視聴頻度については「週1~2回」が最多の26.3%を占め、「毎日視聴する」と回答したのは19.5%と5人に1人の割合だった。「週1日以上視聴」とする回答は全体の75.2%に達し、ファンにとっては日本アニメが日常的な娯楽として浸透している様子がうかがえる。
そんな日本アニメについて、好きになった魅力を聞くと「ストーリー展開の面白さ」が87.2%で最多、次いで「魅力的な登場キャラクター」が86.7%、「映像の美しさ」が77.0%と続いた。過半数を超える回答者が「独創的な世界観」「感情移入などの没入感」、「大人が楽しむことのできる品質」が支持されているようだ。