池袋に「アニメイト通り」誕生 地元住民やオタクに親しまれやすい名前に

豊島区は3日、東池袋一丁目を南北にわたる区道に「アニメイト通り」という通称名を設定した。この決定は地域住民からの要望を受けて行われたもので、区が1990年度から実施している区道通称名設定の62路線目となる。
豊島区によると、この取り組みは「・アニメに関連したにぎわいの向上が見られ、地域資産としての価値が高まってきた」ことが背景にあるとしたうえで「地域の方々の声により、親しみやすい名称が決まりました」と説明している。
通称名が設定された区道は、東池袋1丁目18番先を起点とし、総延長は430メートル。その名の通り「アニメイト池袋本店」が目の前にある通りとなっており、同店は2023年に拡充工事を行ったことで世界最大規模のアニメグッズ、漫画関連ショップとなっていた。
また、このエリアはもとは区庁舎跡地周辺であったが「Hareza池袋」として再開発され、新たな拠点へと生まれ変わった地域でもある。その向かいにある中池袋公園もアニメイトや豊島区が関わる「池袋ハロウィンコスプレフェス」の一部会場になるなどこちらもアニメと関わりが深い。
豊島区は今後も地元住民と連携し、地域に愛される道路づくりを進めていく方針としている。(メイン写真は編集部撮影)