「キズナアイ→KizunaAI」3年の活動休止を経て復帰 音楽アーティストとして再始動


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「世界初のバーチャルYouTuber」として知られるキズナアイが、3年間の無期限活動休止を経て、2025年2月26日より音楽アーティスト「KizunaAI」として改め、活動を再開した。昨年より行われた予告として、同日発表した。

キズナアイは2022年2月26日に開催された「Kizuna AI The Last Live “hello, world 2022″」をもって活動を休止。活動休止中に自身の将来について熟考した結果、「知ったことやつながりを音楽に変えることで、さらに多くの出会いやつながりへと変えていきたい」というつながる想いを再確認したという。

今回の再出発にあたり、「それでもつながりたい、あなたを知るために」をテーマに掲げ、音楽を通じて世界中のファンとのつながりを深めるとしている。音楽面では、休止前から展開していた日本のインターネットダンスミュージックをルーツとしながらも、インディー音楽やバンドサウンド、J-POPなどを融合した楽曲を公開する方針。

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そして活動再開と同時に、新曲「かもね」をデジタルリリースした。ESME MORIとにしなが作詞作曲を手がけ「KizunaAIの新しい目覚めを自然体で伝える軽やかなポップソング」になっている。映像制作ユニットqootainによるミュージックビデオもA.I.Channelで公開された。

そして今後の予定としては、年内に約10曲の新曲配信を目指すとしており、アルバムリリースも視野に入れている。活動再開を伝える動画も公式チャンネルで公開されている。

【KizunaAI 新プロフィール】「それでもつながりたい、あなたを知るために」をテーマに活動するバーチャルビーイングにしてアーティスト。2016年にバーチャルYouTuberの先駆者として誕生し、マルチタレント活動を通じて活躍の幅を広げるも、2022年に無期限活動休止。3年間のスリープ期間を経て、音楽を通じた新たな表現を求めて、2025年2月26日より活動を再開した。休止前は日本のインターネットダンスミュージックを軸としたサウンドを展開。新たなステージでは、そのルーツを大切にしながらも、インディー・バンドサウンドやJ-POPのエッセンスを融合し、新しいJ-POPの形を世界へ提示していく。

著者 編集部 アニメ情報担当