ジブリパークで春の特別イベントを初開催!宮崎駿監督の短編アニメ上映、体験プログラムも


アイキャッチ画像

愛知県長久手市のテーマパーク「ジブリパーク」では、来月3月から4月にかけて初の大型イベント「春のどんどこ祭り」を開催する。開園1周年を迎える魔女の谷エリアを中心に、音楽や体験型イベントなど多彩なプログラムが展開されるという。

また、ジブリの大倉庫では4月の短編アニメーション上映作品として『パン種とタマゴ姫』の上映が決定。宮﨑駿監督が手掛けた12分間の映像となっている。

まず「魔女の谷」エリアでは、同所が3月16日で開園1周年であることを記念し、愛知県・東邦高校マーチングバンド部による演奏パレードを実施。『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』の世界観を彷彿とさせるヨーロッパ風の街並みを練り歩く。

0211-876rd8vw
開園1周年を迎えた「魔女の谷・オキノ邸」
0211-6h2cmwuf
魔女の谷・地球屋

そして3月21日から23日には「ジブリパークの音響世界」をSupported by auという形式で開催。昨秋に好評を博した企画の第2弾となり、専用イヤホンを通じて、園内の景観に連動した音楽や効果音を楽しめる没入型の体験が楽しめる。

地域にちなんだイベントとして、オリジナル陶器作りに挑戦できる「もののけの里 陶芸体験」が3月29日と30日に行われる。そしてフィナーレを飾るのは4月13日開催の「風の音楽祭」。アン・サリー、Kitri、Eureka Quartetらのアーティストが出演し、ジブリ作品にちなんだ演奏を披露する。

なお、4月からはチケット制度がリニューアルされ、単独エリアのみの入場も可能に。チケットは入場2か月前の10日から販売開始となり、4月分は2月10日午後2時より発売される。

短編アニメーション映画上映情報

ジブリの大倉庫の「映像展示室オリヲン座」ではスタジオジブリ制作の短編アニメーション映画を月替わりに上映しています。4月の上映作品は『パン種とタマゴ姫』(宮﨑駿監督)です。3月は『やどさがし』(宮﨑駿監督)を上映します。

いばらの森のその奥の水車小屋に暮らす、バーバヤーガに召し使いにされた「タマゴ姫」は水車小屋に閉じ込められ、重労働に追われるつらい毎日でした。ある夜、バーバヤーガの言いつけでこねていたパン種が、突然生命を持ち、動き出します。その「パン種」とともに、恐ろしいバーバヤーガから逃げ出すタマゴ姫。二人のこの先はどうなるのでしょう。

© Studio Ghibli

著者 編集部 アニメ情報担当