ジブリパーク、3月に宮崎駿監督の短編アニメを上映 金ローで話題の『ハウルの動く城』グッズや期間限定メニューも
スタジオジブリ作品をテーマにした愛知県長久手市の観光施設「ジブリパーク」が、春に向けた園内での新展開を発表した。
まず、ジブリの大倉庫の「映像展示室オリヲン座」にて3月より放映される短編アニメーションが、宮﨑駿監督による『やどさがし』であることが発表。
本作は、新しい家を求めて旅立つ少女フキの物語を描いた約12分の作品で、タモリ氏と矢野顕子氏による声と音のみで構成されている。なお、1月は『めいとこねこバス』、2月は『ちゅうずもう』を上映中。
そしてパーク内の飲食展開では、「魔女の谷」エリアのレストラン「空飛ぶオーブン」において、春の季節限定メニューとして「カエル焼き いちごチョコレート」が登場する。2月5日から3月31日までの期間限定で、ピンク色のいちごチョコレートを纏った生地に、いちごあんを詰めた春らしい一品となっている。
さらに、先日金曜ロードショーで『ハウルの動く城』が放送されたことにあわせた展開も紹介されており、
「魔女の谷」エリアには実際の作品に登場する「ハウルの城」や「ハッター帽子店」が再現されており、「13人の魔女団」では新商品として、ゼンマイ仕掛けで動く「ハウルの城」模型なども販売を開始した。
3月入場分のチケットは1月10日午後2時より販売開始。5エリア全てを巡れる「ジブリパーク大さんぽ券」は、平日は大人3,500円、子ども1,750円、土日祝は大人4,000円、子ども2,000円。
■やどさがし
元気な女の子のフキは、新しい家をさがしに旅に出ます。大きなリュックにいるものはみんなつめて、さあ出発。次々と出会う奇妙なものたちをフキはどうやって切り抜けていくでしょう。セリフがほとんどなく、すべての音声(音楽・効果音・セリフ)を人の声だけで表現します。
また、画面に場面に沿ったものの動きや様子・音をあらわす文字が現れるという珍しい作品です。
上映時間:約12分
原作・脚本・監督:宮﨑駿
声とおと:タモリ、矢野顕子
© Studio Ghibli