イーロンマスク、ゲームの代行不正疑惑を認める 大統領就任式中にも「ログイン中」と突っ込まれる
テスラ社やXを保有する実業家のイーロン・マスク氏は直近より、プレイしていたオンラインゲーム「Path of Exile 2」「Diablo 4」において、不正行為を行っているとの疑惑がかけられていたが、その後に自身が疑惑をを認めていたことが海外で話題になっている。
海外のゲーム実況者が公開したマスク氏とのDMなどのやり取りによると、自身のアカウントを複数のプレイヤーと共有したり、RMT(リアルマネートレード)を用いたりしてレベル上げやランキングを押し上げる「ブースティング行為」を行っていたとおおむね認めたことを説明していた。
そのほかのマスク氏とのやりとりでは、アジア圏のトッププレイヤーに対し、アカウント共有なしで挑むのは不可能だったと主張し、正当化を図っていた。なお、自身のゲームの腕に関しては一定以上あるとのことで、実力について自信を持っているという。
So many life lessons to be learned from speedrunning video games on max difficulty. Teaches you to see the matrix, rather than simply exist in the matrix.
Diablo Tier 150 finished in under 2 mins.
(That's what she said😂) pic.twitter.com/KYvKm2vIy5
— Elon Musk (@elonmusk) November 20, 2024
この動画や主張は海外ゲーマーの間で広く拡散される事態に。両ゲームの利用規約では、アカウント情報の共有や第三者によるアカウントのブースティングは禁止されているため、違反行為を行っているとして、批判や対処を求める声が挙がっていた。
なお、マスク氏といえば、現地時間の20日に行われたトランプ新大統領の就任式に出席していたことで知られている。ただ、この就任式の最中、マスク氏のゲーム内アカウントステータスを確認すると「ログイン」表示だったことが海外のゲームストリーマーの配信で示唆された。
もちろんマスク氏は式典に参加しておりゲームプレイはできないため、前述のようなブースティングを行っていたのでは?との指摘が見られた。また、コメントやソーシャルメディアでは「Neuralink(マスク氏率いるBCI=脳インターフェイスのプロジェクト)を使ってプレイしたのか?」とジョークを含め揶揄する投稿も寄せられた。