もはや充電端子の厚さがネック。中国OPPO、折りたたみスマホの世界最薄を更新へ iPhoneを超える薄さに
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中国OPPOが2月に発表を予定している新型折りたたみスマートフォン「Find N5」について、直近よりFindシリーズのプロダクトマネージャーが動画や画像で筐体を公開しており、世界最薄級になることがわかった。
責任者の周氏が自身の微博(Weibo)に公開した投稿では、カード類(現地の身分証)やメモパッド、iPhoneなどとFind N5とを比較する様子を紹介。展開時の薄さはわずか3.7mmになるものとみられ、これは同社の現行モデルであるFind N3の5.8mmを大きく上回る。
そして、現状最薄である中国Honorの折りたたみスマホ「Magic V3」をも凌駕する薄さであり、発売されれば世界最薄を更新する見通しだ。この薄さはUSB Type-Cの充電コネクタに迫るサイズ感であるため、端末強度を担保するためかコネクタ周囲にはフレームが変形していることもうかがえる。
バッテリーについても全世代比で1000mAhほど上回る5900mAhになるとのことで、フラグシップモデルならではの潤沢なスッペックになるようだ。また、防水性能もアピールしており、周氏は耐久性をアピールする動画を投稿していた。
さらに、ワイヤレス充電への対応も予定されており、周氏の発言によれば、この機能実装のため背面パネルには金属素材を使用しないとのことで、重量についても気になるところ。なお、Find N5は現行同様に中国国内向けに展開される予定であるが、グローバル向けには関連ブランドのOnePlusから「Open 2」として展開される見込みで、日本での展開は未定。