【変更点を考察】今と何が違う?任天堂が「Switch 2」正式発表 見た目の変更は少なめも、注目ポイント多数


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任天堂は昨日16日の夜、展開を告知していたNintendo Switchの後継機を「Nintendo Switch 2」として、2025年中に発売すると発表しました。同日には同社公式YouTubeでティザー映像も解禁され、約2分間にわたりフォルムの一部が明らかになりました。

ここでは第三者によるリークなどの不確定な情報を一切排して、ティザー映像と既出情報のみから、Switch 2での新たな注目ポイントとや、現行機との変更点、異なる点を確認してみましょう。

【外観】見た目の変更は少なめ?画面は大きく

まず、ウェブサイトや動画のサムネイルを見てすぐにわかるのは、一見すると筐体に目立った大きな変化は見られなさそうだという点。これは以前から「後継機」と呼んでいたため、想定内だった方も多いのではないでしょうか。

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ティザー映像より(https://youtu.be/S1CbhpKC6SE)

ただ、ティザー映像を見てみると、Joy-Conの出現したあとにポコッと大きくなる演出が行われており、全体的に大画面になっているものと見られます。

【スタンド】安定感も良さそう【ドック】形状は角丸に

本体の背面を見てみると、スタンドの設計が変更されています。2017年に発売された現行機では、本体を支えるスタンドが一本のみで強度が心許なかったですが、Switch 2は2点の支えが確認されます。ちなみに、現行の有機ELモデルでもワイドな「フリーストップ式」スタンドを採用しているためこちらを使っている方にとってはさほどの変化はなさそうです。

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ティザー映像より(https://youtu.be/S1CbhpKC6SE)

一方、現行機でも本体に同梱している、テレビと接続するために必要な「ドッグ」の存在も確認でき、そちらのデザインはかなり丸みがついたものになっています。ドックの側面には大きい「2」が目を引くロゴがうかがえます。

【Joy-Con】非スライド式に。そして光学センサ付き?

ネット上でさっそく話題になっているのはコントローラ。Switch 2でも、現行機と同様、両端にJoy-Conを装着するフォルムになっていますが、装着方法が従来のスライド式から接点による別の吸着式になっていることがうかがえます。

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ティザー映像より(https://youtu.be/S1CbhpKC6SE)

Joy-Conにもデザイン面で変更があるようです。側面に配置されているLボタンとRボタンが大きくなっており、Switch本体から分離して個別で使用する際にネックだった使いにくさが解消するかもしれません。また、R側にはボタンが1個増えています。こちらは何も印字されていない四角の形状で、のちに明かされるでしょう。

そして「なんだこれは」と注目されているのは、同じく側面に配置された謎の点。やや透明であることや、映像中にコントローラをすべらせる演出があることから、一部では「光学センサが搭載されているのでは」と予想されています。具体的にはどのような使途があるのか気になるところ。

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ティザー映像より(https://youtu.be/S1CbhpKC6SE)

【充電関係】USB-C端子の数はなぜか「2つ」

そしてもう一点、何気に大きな変更として、本体側面にあるUSB-C端子が一個増えて2個になった点が挙げられます。これまで通り下部に一つ、そして上部の3.5mmジャックのヨコにもう一つ。2つを活用する使途としては、電源供給しながら映像を出力する…などが挙げられますが、こちらも具体的な活用方法の紹介に期待したいところ。

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ティザー映像より(https://youtu.be/S1CbhpKC6SE)

【ソフト】後方互換性あり。ローンチタイトルは「マリオカート」かも

そして、映像中のゲーム画面には一貫して「マリオカート」のグラフィックが用いられていました。2017年の現行機の発売後、比較的速い段階で「マリオカート8 DX」が発売されていることもあるため、同作がローンチタイトルに選ばれた可能性に期待が高まっているようです。

なお、すでに発表されていた通り、Switch 2は現行機との後方互換性が担保されています。パッケージ、ダウンロード問わず現行機向けタイトルが遊べるということですので、発売直後でも「遊べるゲームがない」とはなりにくそうです。

映像ではそのフォルムのみが判明しましたが、4月2日に配信が予定されているNintendo Direct発表会では、気になる性能や価格が明らかになる見通しです。

著者 山本晃平

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