能登地震から1年…主人公繋がりで漫画『スキップとローファー』を読むと「100円代理寄付」講談社が復興支援キャンペーン


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講談社は23日、1月1日に発生した能登半島地震からまもなく1年が経つなかで、同社刊の漫画『スキップとローファー』を活用した復興支援プロジェクト「スキップとローファーと能登」の始動を発表した。同社は特設サイトを開設し、第一話を閲覧すると1人につき100円を石川県の義援金口座に寄付する取り組みを実施する。

この取り組みは漫画誌「月刊アフタヌーン」連載の同作において、主人公・みつみの出身地が能登であることが契機に行われるもの。講談社は特設サイトで3巻までを無料公開したうえで、読者の費用負担なしで1人あたり100円を代理寄付する。寄付の上限額は1000万円に設定されているが、上限到達後も作品は継続して閲覧可能。特設サイトは2025年1月22日まで開設される予定。(skiloa.kodansha.co.jp)

『スキップとローファー』は地方の小さな中学校から東京の高偏差値高校に首席入学した主人公・美津未とクラスメイトたちが織り成すスクールライフ・コメディ。同作を通じた震災復興支援については、昨年放送されたテレビアニメを通じても行われており、過去にはYouTube上にアニメ全12話のプレミア配信を実施、配信収益を全額石川県への寄付に充てていた。

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同プロジェクトではこのほか、先日23日付よ朝日新聞朝刊に作者・高松美咲氏による描き下ろしイラストを使用した告知広告を掲載した。また、全国の一部書店では、特設サイトと同様のスタンプ風デザインによるオリジナルミニカード(約60mm四方)の無料配布を行う。さらに、富山県、石川県、福井県の北陸3県では、実際にスタンプを押印できる特別仕様のカードが用意される。

著者 編集部 経済・社会担当
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