「彼女、お借りします」作者出身地・中野市とタイアップ NTT系協業で“AR聖地めぐり”作成
長野県中野市とNTT東日本-関信越 長野支店は、12月8日より、同市出身の人気漫画家・宮島礼吏氏の代表作「彼女、お借りします」とコラボレーションしたARデジタルコンテンツの提供を開始すると発表した。本プロジェクトは、NTT QONOQなどXR領域の関連会社と連携し、ARテクノロジーを活用して実施される。
中野市によると、近年観光地利用者数が年間70万人超から約41万人へと減少している状況にあり、観光DXの一環として「本市における交流人口及び関係人口の創出をめざし、地域活性化を図る」としている。
具体的な取り組みとして、「長野県中野市番外編~宮島と彼女~」と題した描き下ろし短編漫画の舞台となる「先生ゆかりの地」において、スマートフォンアプリ「XR City」を通じてARコンテンツを体験できるキャンペーンを開催。一本木公園でのバラ公園エピソードや、小野りんご園でのさくらんぼ狩りエピソードなど、市内の複数スポットで展開。
参加者は、LINEと連携することで会話機能により市内の特定箇所への案内が行われるといい、市内を回遊した参加者には抽選で番外編の製本版が贈呈される。
プロジェクトは12月8日から2025年2月28日まで実施され、開始日には「なかのかのかり祭」と題したコラボイベントも開催される。また、市内5カ所への等身大アクリルスタンド設置や、信州中野駅でのコラボ壁画設置、ラッピングタクシーの運行なども予定されている。
■「なかのかのかり祭」コラボイベント
日時:2024年12月8日(日)10:00~16:00(雨天決行)
会場:中野市市民会館(ソソラホール)
内容:下記のとおり(予定)
・中野市番外編「彼女、中野市でお借りします」の小冊子ゲット企画
・コラボコンテンツ(ラッピングカー・等身大アクスタなど)の一斉披露
・中野市限定コラボグッズの販売会