地方局は「コンテンツで稼ぐ」が出来ていない―山陰のテレビ局が制作費2,000万円でアニメやドラマの企画募る


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TSKさんいん中央テレビ(フジテレビ系)は22日、開局55周年を迎える2025年に向けた新たな取り組みとして、コンテンツ発掘プロジェクト「DOPAMINE(ドーパミン)」を開始すると発表した。映画やドラマ、漫画など、ジャンルを問わず全国から企画を募集し、最優秀企画には最大2000万円の制作予算と賞金100万円を提供する。

プロジェクト名は集中力とやる気を生み出す神経伝達物質「ドーパミン」に由来するといい、新しい刺激や感動によって分泌が促進されるという特性から、視聴者に斬新な体験を提供し、制作者の挑戦を支援する取り組みとして命名されたと説明。

制作費2,000万円と賞金100万円でコンテンツを発掘

同社代表取締役社長の田部長右衛門氏は「コンテンツで稼ぐ!!テレビ局として当たり前のコトが出来ていないのが地方局です。素晴らしいコンテンツやネタ、脚本に出会い、それが映画になるのか、ドラマになるのか、またはアニメになるのか!?今から楽しみでしょうがないです!」とコメントを寄せた。

企画プロデューサーを務めるオシア ウコ氏は「プロデューサーとして、コンテンツ作りに関わってきて、一番大切なものは、『企画力』だと確信しています」と述べ、プロ・アマチュアを問わない幅広い応募を呼びかけている。

応募期間は2024年11月1日から2025年1月31日まで。審査は書類選考、面接を経て、2025年3月中旬に最終選考結果が発表される予定で、個人・法人を問わず応募可能とのこと。

著者 編集部 経済・社会担当
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