バンドリ派生プロジェクト「ARGONAVIS」無期限の活動休止が決定…ゲームサ終で「継続が困難」苦渋の決断


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ブシロードグループが中心に展開するメディアミックスプロジェクト「from ARGONAVIS」は7日、スマートフォン向けアプリゲーム『アルゴナビス -キミが見たステージへ-』のサービス終了を発表。同時に、プロジェクト全体を2025年内をもって無期限の活動休止入りするとも明らかにした。

「from ARGONAVIS」はゲーム、アニメ、舞台、リアルライブなどメディアミックスで展開するバンドリ!から派生したボーイズバンドプロジェクト。今回のサービス終了が発表された「アルゴナビス-キミが見たステージへ-」は、プレイヤーが新人APとなってバンドメンバーを育成するシミュレーションゲームとなっており、今年2月にリリースしたばかりだった。

「コンテンツの核がなくなる」ためプロジェクト全体で活動休止

しかしこの度、リリース9ヶ月目にしてユーザーへの十分なサービス提供が困難となったことを理由に、サービスを終了することが明らかに、これに伴い、プロジェクト全体としても2025年内での無期限活動休止に入ることとなった。

この決定について、シリーズプロデューサーは「キャラクターコンテンツの核となるアプリゲームサービスが無くなってしまうなかで、リアルライブやその他の活動のみでプロジェクトを継続していくことが現段階では難しい」との認識を共有。今後について、「一度立ち止まり、充電期間をいただくことでもう一度from ARGONAVISプロジェクトを大きく展開するチャンスがあると信じてこの決断にいたりました」とコメントしている。

プロジェクトでは2025年後半に活動休止前のラストイベントを予定しており、各バンドによるステージの開催を調整中。また、CDや音楽配信も継続して展開する。さらに、アプリゲームで未完となっているメインストーリーについては、ボイスドラマ形式での配信を予定。活動休止までの期間は、ファンへの感謝を込めた様々な展開を行うとしており、将来的なプロジェクト再開への意欲も示した。

なお、同プロジェクトは2022年から一時期「株式会社アルゴナビス」というグループ子会社を設け、積極的な姿勢を見せていたものの、本年春に同社はブシロードミュージックに吸収合併され消滅。グループ内ライブエンタメユニットの事業における業務効率化の試みを行っていた。

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著者 編集部 経済・社会担当
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