庵野監督の地元・宇部市で「エヴァンゲリオン」町おこし、経済波及効果は13億円 “ロンギヌスの槍”設置など反響


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2023年10月に山口県宇部市で催された『エヴァンゲリオン』シリーズとのコラボ企画「まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾」が、アニメ・マンガ作品を活用した異業種の取り組みを表彰する「京都アニものづくりアワード2024」に入賞した。

アワードにて「地方創生部門」銅賞を受賞したこのイベントは、宇部市出身である庵野秀明氏が監督を務めた「エヴァンゲリオン」の世界観を市内全域で感じられる企画として、市制施行100周年を記念し2021年度から行われている。

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今回受賞した第3弾では、地元飲食店とのコラボによるグルメフェア、JRの駅を巡るスマホスタンプラリー、エヴァンゲリオンのキャラクター「葛城ミサト」のボイスAR企画を実施されたほか、地元企業の宇部スチールが鋳造した「ロンギヌスの槍」は全長7mを超える大迫力がメディアやSNSでも取り上げられ盛り上がった。

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これらの取り組みにより、同市には県内外からの観光客が大幅に増加したといい、経済波及効果は約13億円を試算するなど、地域の活性化に大きく貢献したという。「まちじゅうエヴァンゲリオン」企画は今年も第4弾として実施予定で、10月4日から2025年1月19日まで開催される。

なお、本アワードの地方創生部門では株式会社MIXIの「城郭合体オシロボッツ」が金賞を、佐賀県広報広聴課 サガプライズ!の「佐賀県副知事 島耕作」が銀賞を獲得している。

著者 編集部 経済・社会担当
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