スマホゲーム復帰のきっかけ、半数以上が“他作品コラボ”と回答…人気IPタイトルのプレイ調査も公表
スパイスマートが実施したスマートフォンゲームに関する最新の調査によると、コラボイベントが利用者の復帰意欲に影響を与えていることが明らかになっている。ゲームユーザー特化型のリサーチソリューションが今年10月に実施した調査では、一度プレイを中断したゲームへの復帰のきっかけとして、54.6%がIPコラボイベントを挙げた。
調査では、ゲーム内で実施されるIP(知的財産。ここではアニメやゲーム)とのコラボイベントへの参加率も高く、72.7%のユーザーが「参加する」と回答。さらに、IPコンテンツを主題としたゲームに関する調査もおこなわれ、「Pokémon GO」「LINE:ディズニー ツムツム」といった人気タイトルを過去にプレイした経験のあるユーザーが48.2%に達することもわかった。
また、IPタイトルをプレイする理由では「ゲームシステムが気に入った」との回答が30.3%で最多となり、IPコンテンツの魅力に加えて、ゲームとしての完成度も重要視されていることを示している。
「ウマ娘 プリティーダービー」のプレイ経験の有無によって、今後リリースされるIP作品への興味に違いが見られることも明らかになった。プレイ経験者は「ペルソナ5:The Phantom X」や「KINGDOM HEARTS Missing-Link」などのゲームシリーズ新作に関心を示す一方、未経験者は「ちいかわぽけっと」や「ドラえもん」「ディズニー」など、より幅広い層に認知されているIPへの興味が強い傾向が確認された。