著名人を名乗って架空のオーディション…新人声優狙った詐欺、日俳連が注意喚起
日本俳優連合(日俳連)はこのほど、団体の公式SNSアカウントを通じて「宅録オーディション」を名乗った詐欺に対する注意を呼びかけている。
日俳連が注意喚起する宅録オーディション詐欺とは、新人声優や経歴の浅いタレントに対し、著名人になりすましてオーディションを持ちかける行為を指す。以前より同様の手口が蔓延っているようだが、先日に声優と見られるSNSユーザーが類似する被害に遭っていたことを報告していたため、再度の啓発を行ったとみられる。
日俳連はこの手口の特徴として「著名人の名前、又は面識が無い人からの急な声掛け」「(オーディション対象の)作品は非公開だと謳う」「ボイスサンプル提出をやたら急かす」などを挙げている。
⚠️宅録オーディション詐欺⚠️
こちらに関する情報が多数寄せられています。
✅著名人の名前、又は面識が無い人からの急な声掛け
✅作品は非公開だと謳い詳細が不明
✅ボイスサンプル提出をやたら急かす少しでも「不安だな」と思ったら、一旦冷静になり信頼出来る人に相談を!#なりすまし #宅録 pic.twitter.com/Gkqmhs74VD
— 日本俳優連合(JAU・日俳連)公式 (@JAU_Official) November 5, 2024
その他ユーザーの呼びかけも加味すると、ダイレクトメッセージといった手段で突然連絡が来る場合は特に注意してほしいとの情報を共有していた。実際にデータを送信した場合、その使途を含め一切連絡がなくなるといい、不正利用に繋がる可能性も高いため、日俳連は「少しでも不安だなと思ったら、一旦冷静になり信頼出来る人に相談を」と呼びかけている。