声優・井口裕香、中学時代のデビュー&異例の下積みを告白…過去振り返り 潘めぐみらシカ部も集結


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配信サービスのABEMAでは、ABEMAアニメチャンネルにてアニメ情報番組「SHIBUYA ANIME BASE」を放送しており、先日9月15日(日)にはその特別版として、Zepp Shinjukuからの生放送がオンエア。声優の井口裕香さんやアニメ『しかのこのこのここしたんたん』の潘めぐみさん、藤田咲さん、田辺留依さん、和泉風花さんらがゲストに登場した。

声優・井口裕香の声優人生を生深掘り

ABEMAが開催したリアルイベント「ABEMAアニメ祭」の公開生放送で届けしられた今回は、名物コーナー「ギョーカイ深掘りコネクション」のゲストに井口裕香さんが登場。観客の皆さんをまえに井口さんの人生のターニングポイントなどが深掘りされた。

井口さんは漫画・アニメに「どっぷりハマったのは小学生」と語り、「一番ハマった作品は『ぼくの地球を守って』」だと振り返る。その理由について「現代のアニメでも転生ものって流行ってますけど、現世の世界で再会する胸熱ドラマ」との魅力があるというほか、アニメは『らんま1/2』や『最遊記』が好きだそうで、好きなキャラクターは「圧倒的に猪八戒」と語った。

そんな井口さんは2002年、中学生でアニメショップの関係会社(ブロッコリー)が募集していた声優オーディションに人生初参加し、結果、補欠合格を獲得。「お店で発売するグッズの売り子や演じてもいないキャラのコスプレをしてグッズを売っていた」「声優の下積みとはちょっと違う下積み」の経験を振り返った。さらに井口さんは、「(声優の)養成所も行ったことなくて、台本の読み方やマイクワークなどもわからなかった」と当時の苦悩を口にした。

そんな井口さんは、中学3年生のときに『デ・ジ・キャラットにょ』の、うさだあかり役でアニメ声優デビュー。「その時も台本の読み方やマイクワークがわからず、氷上恭子さんが『一緒に1時間前に入って掛け合いしてみない?』と声をかけてくれた」との新人時代のエピソードを披露した。

その後も2007年人気アニメの主役に大抜擢『アイドルマスター XENOGLOSSIA』天海春香役で初主役を演じたことを振り返ったり、先日発売し大ヒットとなった新作写真集などにも赤裸々に語られた。

『しかのこのこのここしたんたん』シカ部の潘めぐみ&藤田咲&田辺留依&和泉風花が登場

なお、同イベントでは別コーナーにてアニメ『しかのこのこのここしたんたん』より、鹿乃子のこ役の潘めぐみさん、虎視虎子役の藤田咲さん、虎視餡子役の田辺留依さん、馬車芽めめ役の和泉風花さんがお揃いのTシャツを着て登場。史上初、しかのこ生ライブが披露された。

鹿乃子のこ役の潘めぐみさんは『しかのこのこのここしたんたん』の魅力を「自由」とし、その理由について「捉え方も皆さんが思いのままに楽しんでいいよって意味の自由です」「のこたんにツノが生えてる時点でちょっともういろいろおかしくなっているんですよね」「シカが高校生なのもそれを自由に捉えてくれよって意味で」「声色も自由だし、『こうあるべき』とか考察とかしても無駄なんです」と本作の魅力を口する。

一方の虎視虎子役の藤田咲さんは「ツノ」とし「奈良県にはツノがいっぱい落ちているそうなので皆さん拾って帰ってください(笑)」「あと高千穂とかにもお家の庭にシカのツノが落ちているんですって」とコメントし笑いを誘った。また、虎視餡子役の田辺留依さんは「鹿がメインの作品ではあるんですけど」と前置きした上で、「姉」が魅力だとし、「お姉ちゃんがすごく頑張る作品と言っても過言ではない」「いろんなバリエーションの声が出ます」と熱弁。

馬車芽めめ役の和泉風花さんは、「シカに本気(マジ)」なところに魅力を感じているそうで、「日野市には鹿はいないはずなんですけど、今後しかが現れたら辻褄が合うようになっていると思います」と本作の製作陣の“シカ愛”を暴露。「作品内で用いられる鹿笛は、SEの方が鹿の角で鳴らしている」「本気のマタギにいただいた鹿の角で」など、制作裏話が届けられた。

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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