「テレコ」「よしなに」が後輩社員に伝わらない?世代間の“すれ違い”職場あるあるを津田健次郎が熱演 懐かしタッチでアニメ解説
大塚製薬は25日、自社の飲料製品「オロナミンCドリンク」プロモーションの一環として「職場での世代間コミュニケーションのすれ違い」の解消を目指したアニメ動画『社会人用語は突然に』全15話を特設サイトと公式YouTubeで公開した。
大塚製薬が実施した調査によると、先輩社員が培ってきた慣用句が後輩社員には伝わりづらいことの一因に、「一丁目一番地」や「全員野球」などの「すれ違い社会人用語」があると説明。社会人用語に対して「後輩社員の8割が知らない」かつ「先輩社員の7割が伝わらなかった経験がある」という結果が確認されたという。
この度公開された「社会人用語は突然に」は、そんな「すれ違い社会人用語」から15個を選んでおり、先輩社員と後輩社員が何度もすれ違う様子をコミカルに描く。声優には、津田健次郎さん、綾坂晴名さんを起用し、それぞれ一人二役で、すれ違い続ける「先輩社員」と「後輩社員」を熱演している。
各動画の終盤には、これらの「すれ違い社会人用語」の解説が行われているほか、世代間をつなぐためのアニメに仕上げるため、Z世代の昭和レトロブームに注目。イラストは昭和レトロのタッチを得意とするchao!さんが担当し、懐かしさを感じさせるビジュアルで彩る。
■『社会人用語は突然に』全15話
第1話「一丁目一番地」
第2話「鉛筆なめなめ」
第3話「行って来い」
第4話「アゴアシ付き」
第5話「ガッチャンコ」
第6話「ガラガラポン」
第7話「手弁当」
第8話「えいや」
第9話「よしなに」
第10話「空中戦」
第11話「丸める」
第12話「握る」
第13話「ネゴる」
第14話「テレコ」
第15話「全員野球」
また、特設サイト上では“すれ違い社会人用語”について学べる仕組みを設け、また、これらの用語の意味や使い方、陥りやすいすれ違いについてわかりやすく解説し資料も用意。全体監修は「三省堂国語辞典」の編集委員を務める飯間浩明氏が担当している。
津田健次郎 インタビューコメント
――津田さんがよく使う社会人用語は?
今回は職業柄使うシチュエーションがないものが多かったです。何かの企画を自分らでやる時に、手弁当で…みたいなのは聞いたことがあるかな。あとは、テレコぐらいですかね。「この言葉、テレコになってますね」みたいな感じで使うときがあります。
――声優としてどんな点を工夫して撮影にのぞみましたか?
二役やるので、なるべく明確にどちらが喋っているかがわかるようには意識しつつ、お笑いの部分を丁寧に、ちょっと慎重に。スタッフの皆さんと相談しながら作った感じです。
――世代間のすれ違いについて感じることは?
僕サイドが感じるよりも、若い世代の皆さんの方が感じていらっしゃるような気がするんですよね。なので、なるべくすれ違わないようにたくさんコミュニケーションを取ることができればな、なんて思っていたりします。暑苦しくない程度に。若い世代の皆さんのことは興味津津です(笑)
――世代を超えてコミュニケーションする時に意識していることありますか?
僕のほうが先輩の可能性が高いので、あまり圧にならないように。心情をわかりながら。でも気を遣い過ぎるとそれはそれでつまらないので気を遣いすぎずにといった意識はしています。
――動画を見る方へメッセージをお願いします。
一本一本が非常に短いので、休憩時間にサクッと見ていただけたら。そしてオロナミンCを飲んで、元気ハツラツに色々と頑張っていただけたらなと思います。