中国ビリビリ×アニプレックス、協業で新作アニメ製作 超有名級声優を多数起用…フジテレビも連携
中国の動画配信大手・Bilibili(ビリビリ)と日本のアニメ関連会社・アニプレックスが共同製作する新作アニメ「TO BE HERO X」について、この度詳細が発表。2025年にフジテレビで放送される予定であることが、9月16日に開催された「Aniplex Online Fest 2024」で明らかになった。
著名声優陣×現地監督を起用、フジで放送予定
本作の監督を務めるHaolin(リ・ハオリン)氏はビリビリアニメーション制作のゼネラルマネージャーを務めており、これまでアニプレックスでは同氏が関与した『時光代理人-LINK CLICK-』の日本語版製作を担当。『TO BE HERO』シリーズ監督兼脚本、オムニバスアニメ『詩季織々』総監督、小説『天官賜福』アニメ化作品の監督などを担当し、これまでにプロデュースした作品の参加作品の総再生数は200億に迫る。
そんなHaolin氏が原作と監督を務める「TO BE HERO X」は、特殊能力を持つヒーローたちが活躍する世界を舞台にした作品として、この度キャスト情報が解禁。物語の中心となる10人のメインヒーローには、日本の人気声優陣が起用された。
人々からの「信頼値」によって”ヒーローランキング”が変動するこの世界で、RANK10のヒーロー、完璧に舞い完璧に勝つMr.パーフェクト「ナイス」を演じるのは花江夏樹、トップヒーロー「X」役には宮野真守、RANK2の「クイーン」役には花澤香菜が抜擢された。さらに、内山昂輝、中村悠一、松岡禎丞、佐倉綾音、水瀬いのり、山寺宏一、島﨑信長といった豪華声優陣が名を連ねている。
音楽では、メインテーマ「JEOPARDY」を澤野弘之が担当。各エピソードの音楽には、KOHTA YAMAMOTO、ケンモチヒデフミ、DAIKI (AWSM.)など、計8名の著名アーティストが参加することが明らかになった。また、第1弾プロモーションビデオも公開され、メインヒーロー10名の声を初めて聴くことができる。
なお、放送を予定しているフジテレビもBilibiliと深く関わっており、IP(知的財産)分野での連携を目的に、同局は昨年10月より深夜に新たなアニメ枠「B8station(ビーハチステーション)」を創設。初期作品として先の『時光代理人 -LINK CLICK-』を放送しており、今作の具体的な放送枠は不明だが、b8stationでのオンエアはほぼ確実とされる。
『TO BE HERO X』作品情報
異彩を放つヒーローたちが喝采を浴びる世界。
ここでは、「信頼」がスーパーヒーローを生み出す。
人々が「彼は空を飛べる」と信じれば、その男は飛行する能力を手に入れる。
逆に特殊な力を持つヒーローでも、信頼を失えば能力もまた失われる。
信頼はデータとして集計され、その数値によってヒーローのランキングが変動する。
2年に一度、トップランクのヒーローたちが集い繰り広げるヒーロートーナメント。
そこでのパフォーマンスによって「信頼値」が更新され、ランキングは再構築される。
ランキングの頂点に立つ絶対的なヒーロー、人はそれを「X」と呼ぶ――
X:宮野真守
クイーン:花澤香菜
梁龍:内山昂輝
黙殺:中村悠一
リトルジョニー:松岡禎丞
ロリ:佐倉綾音
ラッキーシアン:水瀬いのり
トラ:山寺宏一
魂電:島﨑信長
ナイス:花江夏樹
原作・監督:Haolin(リ・ハオリン)
メインテーマ:「JEOPARDY」澤野弘之
音楽:澤野弘之、KOHTA YAMAMOTO、ケンモチヒデフミ、DAIKI (AWSM.)、
睦月周平、深澤秀行、馬瀬みさき、髙田龍一(MONACA)
制作:BeDream
製作:bilibili & BeDream, Aniplex
©bilibili/BeDream, Aniplex