受賞作はアニメ化&書籍化確約!アニメ制作会社が“なろう”で文芸賞を募集、メディアミックス展開を念頭


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アニメーション制作会社ツインエンジンとノベルプロデュース会社ストレートエッジは6日、両社共同で新たな文芸賞「アニメで世界へ!小説大賞」(アニセカ小説大賞)の募集を開始した。こ、受賞作品のアニメ化および世界への発信を目指すとして、「アニメ化&書籍化確約!」と銘打っている。

本賞により選出された作品、作家はストレートエッジが編集および作家マネジメントのサポートを行い、ツインエンジンがメディアミックス展開をプロデュースする。さらに、コミカライズやゲーム化なども検討されている。

応募作品の選考には16のアニメーションスタジオが参加し、アニメ化を本格的に検討する。応募ジャンルは不問とされ、「小説家になろう」のウェブサイトに投稿された作品に特定のキーワードを設定することで応募が完了する。募集期間は9月6日から12月5日までで、最終結果発表は2025年5月頃を予定している。プロ・アマチュアを問わず、3万文字以上の日本語で書かれた作品であれば応募可能。

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ツインエンジンの代表である山本幸治氏は、フジテレビの「ノイタミナ」枠を長年率いた経験を持つ。同社は現在、17のアニメーションスタジオをグループに抱え、世界に向けたアニメビジネスの全工程を自社グループで担っており、アニメ化への本格的な展開が見込まれる。

■募集要項(抜粋)
募集期間:2024年9月6日(金)13:00~2024年12月5日(木)23:59
第一次選考結果発表:2025年2月上旬(予定)
第二次選考結果発表:2025年3月下旬(予定)
最終結果発表:2025年5月頃(予定)
「小説家になろう」公式サイトに投稿している作品(完結・未完は不問)に、 “アニセカ小説大賞1” というキーワードを設定(タグ付け)することで応募完了。

著者 編集部 経済・社会担当
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