ポケモンカードはタイでも人気上昇!世界的に稀なバンコクの“ポケカアート施設”に行ってみた


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ポケモンカードゲーム(通称ポケカ)の魅力が、日本や欧米を越えて東南アジアにも広がっています。特にタイでも急速な人気の高まりを見せており、バンコクの中心部サイアム地区を中心に、多くのカードショップが点在しています。(海外レポート)

ショップや日系ストアには、パックやスタートデッキなどさまざまな種類のポケカが店頭に並ぶ光景も珍しいものでは無いようで、もちろんカードはすべてタイ語にローカライズされています。

そんな中、今年春、バンコクに世界でも珍しい、ポケカの展示に特化した施設がオープンしていました。英語名で「Pokémon Trading Card Game Arts and Learning Gallery」と名付けられたこの施設は、アートギャラリー複合施設「リバーシティバンコク」の3階にあります。

筆者も元から知っていたわけではなく、出張で訪れた際にたまたまその存在を見つけたものです。施設が入居するリバーシティバンコクは、ブランド店のテナントと、アーティストによるギャラリーが同じ建物にあるアート施設で、無料で入ることができます。

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店舗周囲にはピカチュウの像がお目見え。ガラス張りの外観にポケモンカードのロゴが輝くこの施設に一歩足を踏み入れると、そこはポケカの世界。アート展示として、人気キャラクターのカードとそのカードデザインの元となったイラストがあわせて収められており、ピカチュウやリザードンといった定番キャラクターはもちろん、ナンジャモ、さらには希少なブラッキーVMAXまで、幅広いラインナップ担っていました。

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壁や床もポケカ一色に彩られ、ポケカの世界に入り込んだかのような雰囲気。複数のカードを集めたユニークな展示など、アートギャラリーならではの工夫も随所に見られました。

学ぶギャラリーという側面も

そして、施設名に「Learning」とあるように、ここは単なる展示場ではないようで、常駐するスタッフがゲームの遊び方を丁寧に教えてくれたり、来場者との対戦を楽しんだりと、ポケカの魅力を体験できる場所としても機能しているようです。訪れた際には3名のスタッフがおり、何故か別のカードゲームをプレイしていましたが。

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さらに、店舗すみにはストアも併設されてあり、タイ語版のカードパックも購入できます。1パックは40バーツ(約160円)程度とお求めやすい価格設定で、ポケカ好きの方は旅の記念に、ポケカ好きの友人にはお土産にしてみるといいかもしれません。カードの文字はタイ語ですが、デザインは共通ですので、日本語の効果を覚えておけば問題なさそうです。もっとも大会では使えそうにないですが…。

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リバーシティバンコクは、ブランド店が立ち並ぶ豪華なショッピングセンター「ICON SIAM」の対岸にあり、渡船を使えば数分でアクセス可能。周辺には、タイの伝統的な市場や寺院も点在しており、観光ついでに楽しむことができます。

また、同施設に行く時間がないけどポケカを買ってみたい方は専門のトレカショップに行くのもありですし、2,000店舗が入居する大型ショッピングセンター「MBKセンター」内のドン・キホーテでも豊富に販売されていました。バンコク観光の合間に気軽に購入することができそうです。

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。