サンリオ、人気VTuber「ぶいすぽっ!」運営会社に出資 グローバル化とVTuber領域拡大目指し協業


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サンリオは6日、バーチャルライバーグループなどを運営するBrave groupとの資本業務提携契約を締結したことを発表した。この提携は、両社のIPのグローバル化およびバーチャル領域における事業拡大を目的としている。

サンリオはハローキティなどを筆頭に「サンリオキャラクターズ」のIPを保有するエンターテインメント企業として、近年は日テレ系の子会社と共同で2023年にVTuberプロジェクト「にゃんたじあ!」を立ち上げていた。一方のBrave groupは国内での「ぶいすぽっ!」をはじめとするVTuber事業を中心に複数の事業を国内外で展開している。

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今回の提携は、日本発IPのグローバル化とバーチャル領域における海外市場の開拓が主な理由となっており、業務提携内容にはサンリオが運営するデジタルプラットフォームサービス事業との連携、Brave groupが運営する国内外のVTuberとの連携、両社が所有するIPのコラボレーション企画・製造・販売事業が含まれる。

長らくの優良IPホルダーであるサンリオと海外でVTuber事業を行い現地法人の設立からスタジオの設立まで行っているBrave groupとの協業について、サンリオの辻朋邦代表取締役は「メタバース事業やVTuber事業については、新たなサンリオのデジタル事業の中核となる重点事業と位置付けており、この度、海外VTuber事業に強みを持つBrave group様との今回の取り組みを始めることにいたしました」とコメント。

一方のBrave groupの野口圭登代表取締役も「今回、日本を代表する世界的IPを保有するサンリオと資本業務提携を締結したことで、当社のIPのみならず、日本のIP全体の価値をさらに向上することができると確信しております」と意気込んでいる。

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