英・リバプールFC×講談社、コラボレーションの新展開　所属選手が４コマ漫画作りに挑戦

講談社とサッカーイングランド・プレミアリーグの名門クラブ、リバプールFCとのコラボレーション企画として、新たに同クラブの選手による4コマ漫画制作チャレンジと、漫画家による同クラブをテーマにした漫画制作過程を収めた動画が同時公開された。

この企画は、2021年から続く両者の「オフィシャル・グローバル・パートナーシップ」の一環として実施されており、この度公開の「Manga Challenge」では、日本代表の遠藤航選手、オランダ代表のライアン・フラーフェンベルフ選手、イングランド出身のジェイムズ・マコーネル選手が参加した。

撮影は『ブルーロック』『DAYS』『進撃の巨人』などの大型パネルが設置されたスタジオで行われたという。各自の机には漫画家の桜井ミヤトさんが描いた似顔絵が置かれおり、選手たちは「すごく似てる！」と声をあげるなど、和やかな雰囲気の中で制作が進められ、“試合前の儀式”をテーマに、それぞれが試合さながらの集中力で描き上げた。

一方、「Creating Manga」では、サッカー漫画『蒼く染めろ』の作者である桜井ミヤト氏が、選手たちのコンセプトを融合した新たな4コマ漫画を制作。動画では、桜井さんがリバプールFCへの熱いエールを込め、細部にわたって丁寧に作り上げる制作の過程が捉えられており、下書きからペン入れまでのプロセスを通じて、プロの漫画家がどのように作品を創り上げるかを間近でうかがえる。

※日本語字幕編も近日公開予定

両者のパートナーシップはピッチ外でも精力的に展開されており、2021年からは「Creative Works」プログラムを立ち上げ、困難な環境にある高校生を中心とした若者たちにクリエイティブ業界でのキャリア構築支援を行っている。また、子どもたちの読み書き能力向上のサポートや、創造性を引き出すための出版物の提供なども実施していた。