【写真45枚】この記事だけで「ニコニコ超会議2022」が分かる!超特大レポート


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4月29日・30日に開催されたネット最大の祭典「ニコニコ超会議2022」を隅から隅まで徹底レポート。VTuber・ボカロから神社まで何でもあり!9万6千人を魅了させた2日間を凝縮して写真とともにお届けする。

〇〇してみたエリア

ニコニコ動画と言えば「歌ってみた」や「踊ってみた」などの〇〇してみたが醍醐味。今年の超会議も多くの人で賑わっていた。

超歌ってみた

超歌ってみたでは一般の来場者からステージ上で歌いたい人を募集。中にはコスプレをしたりアニメキャラのモノマネを歌唱中に披露したり英語で歌ったりといった様々な人が参加していた。

15時頃には有名ネットタレントの百花繚乱氏が千本桜を披露。MCの湯毛氏と共に盛り上がりを見せた。

超踊ってみた・DJ祭りコーナ

11時頃の超踊ってみたブースではDJ祭りと題して「Bad Apple!!」などの有名曲を20曲ノンストップで披露。参加者は一定区間のスペース内で自由に踊ることができ、中には”ヲタ芸”を行う方もいた。

超演奏してみた

超演奏してみたではその名の通り各自で楽器を持ち寄り演奏する企画。他ブース同様ネット配信も行っており、弾幕とともに盛り上がりを見せた。

超ボーカロイドエリア

超会議の目玉ブースの一つでもある7HALLの「超ボーカロイドエリア」ではボカコレ・MIKU BREAKを始め、ボカロ関連企業の出展ブースで賑わっていた。

超ボカニコ2022

29日・30日両日の10時30分からは「超ボカニコ2022 Supported by 東武トップツアーズ」が開催。有名DJたちが誰もが知る有名曲から今流行っている曲まで様々な曲をMixして披露した。

ブースの外周に入り切らないほど観客が殺到していたが、皆大きな声を発しない等の感染症対策に勤しんでいた。

関連企業ブース

ボーカロイドエリアのライフステージ周辺には協賛企業である「東武トップツアーズ」のブースや「雪ミクスカイタウン」ブースがあり物販を中心に出展していた。

初音ミクや巡音ルカなどを販売するクリプトン・フューチャー・メディアの出展ブースではパソコンパーツブランドで有名なThermaltake社とのコラボが行われており、コラボPCなどが展示されていた。

超絵師展

ボーカロイドに直接関連はしないが、ブースの位置が隣なので本セクションにて紹介。超絵師展では「#コンパス」や「ボカコレ」といったコラボイラスト企画で投稿されたイラストが展示されていたほか、アンケートで1位になるとTwitter Japanのヘッダー画像になるキャンペーン企画が行われていた。

生バンドで迫力満点!VTuber Fes Japan 2022

超ボーカロイドエリアの隣、8HALLではバーチャルYouTuberの祭典「VTuber Fes Japan 2022 Supported by Paidy」が開催。日本最大級のバーチャルアーティストたちの音楽&トークライブフェスで、今回で3回目。

超歌舞伎と同様、超会議併催イベントと言う名目なので入場には別途参加チケットが必要のイベントで、両日合わせてVTuber130名が集結したまさにVTuberの祭典だった。
※関連イベント「超しゃべフェス」出演者含む

事前収録の音源だけでなく実際に楽器を会場で演奏する生バンドが特徴で、2日目はバイオリンも参加。途中にMCも挟みつつ多彩なライブパフォーマンスで観客を魅了させた。

2日目は「戦闘摂理解析システム#コンパス」とのコラボパートからスタート。人気ボカロ曲「ダンスロボットダンス」と共に一気に会場が盛り上がった。
終盤には人気スマートフォンゲーム「ウマ娘」とコラボ。人気曲・うまぴょい伝説をゴールドシップと共に披露した。

最後は両日ともにVTuber Fes Japan 2022のテーマソングである「ピース!!」を出場者全員で披露。イベントは有料生配信でも中継されており、Twitterトレンド1位を獲得。リアル・ネットが一丸となって出場者を応援していた。

ネットチケットは終了後でも販売中。詳しくは公式サイトをチェック。

超歌舞伎 Supported by NTT

超歌舞伎は別途記事を公開しております。

超ゲームエリア(9-11HALL)

9~11HALLではゲーム実況を中心としたエリア「超ゲームエリア」。有名実況者や声優など豪華ゲストを迎え、実況やトークショーで人気を博していた。

超ゲームエリアのメインステージではスマートフォンゲームタイトルを中心としたイベントが行われており、15時台は「アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ」の特別イベントが開催されていた。

画像はSideM

声優陣を会場に招き次期開催のゲーム内イベントの発表やゲームプレイを実施。広大な客席も満員で同時に行われていた生配信も盛り上がっていた。

メインステージの隣では「超このゆびとまれfinggerライブ inニコニコ超会議」が開催。15時台は人気ゲーム実況者もこう氏が視聴者参加型のブロック崩しをプレイしていた。

企業出展エリア

ニコニコ超会議では企業による出展が多く存在し、本記事では中でも人気を博していたブースをピックアップする。

超JRAブース

超JRAブースでは”幕張競馬場”と題し、来場者が原寸大の発馬機を使い競う「超ニコニコ賞(春)人工芝3,200㎜」が大人気。取材時は90分待ちだった。
その他にも「天皇賞(春)直前!ニコニコ超レース2022」などの企画も行われていた。

自衛隊ブース

今年も自衛隊ブースでは本物の車両が設置。陸上自衛隊でたった8台しかないという「輸送防護車 MRAP」が展示されていた。(写真2枚目)

超宇宙開発ブース

超宇宙開発ブース Powered byホリエモンでは実業家の堀江貴文氏が率いる「インターステラテクノロジズ」全面協力のもと、本物のロケットが展示されており、打ち上げ直後に落下した「MOMO2号機」も見ることができた。

芝浦工業大学「HADO」ブース

出展しているのは一般企業だけでなく大学法人も出展。芝浦工業大学は”かめはめ波”を出して戦うARゲーム「HADO」を体験できるコーナーが70分待ちになる程の人気を博していた。

筆者も実際に参加したのだが、特別な機器を使わずiPhone2台だけでARとハンドトラッキングを再現している技術力に驚いた。

 

手を手前に突くと攻撃し、手を下におろしてチャージすると防御できると言ったすぐ身に着けられる操作とは裏腹に、攻撃と防御の立ち回りなど難しい点もありゲーム性にも優れていると体感した。

NHK超撃退ブース

「NHKをぶっ壊す!」でおなじみの”NHK党”がまさかの超会議進出。「歌と踊り」を度々披露するなど異色を放っていた。

中でも人気ニコ生主として活躍している”横山緑”こと久保田学氏や関連配信者が登場するコーナーには多くの人が集結。同氏は撮影会も行い、20人を超える行列が出来ていた。

超会議ならでは!な一味違う企画ブース

超テクノ法要✕向源・超神社

「超テクノ法要」が今年も開催。テクノ法要は、元DJの浄土真宗本願寺派「照恩寺」住職・朝倉行宣氏が仕掛ける仏教にテクノロジーを掛け合わせるという新しい仏教芸術エンターテインメント。
プロジェクターの光を用いたコラボレーションが魅力的だった。

超神社では「生配信の視聴者」が神様・「来場者」が参拝客となってお願い事が出来るコーナー。迫力ある鳥居が存在感を放っていた。

超年表

超年表ではニコニコ動画がサービス開始された2006年からの歴史をたどれる企画となっており、参加者が自由に付箋を使って年表に追記出来るのが特徴。

すぐとなりでは「ニコニコ超検定 Powered by SmileS」が開催。ニコニコに関する知識を問う試験が行われていた。

マニアフェスタ&ボーマス48

ニコニコ超会議との併催イベントとして、同人即売会も開催された。今回で6回目になるマニアフェスタでは”マニアック”をテーマに同人誌などが販売されていた。

その他「THE VOC@LOiD 超 M@STER(通称ボーマス)」が開催。ボカロPの新譜から歌ってみたCDまで「ボカロ」にまつわる作品が取引されていた。

会場内外フォトギャラリー

最後に会場の中や外の雰囲気を味わえる写真と共に本記事を締める。
今年はコロナ対策により初のオンライン+リアルのハイブリッド開催となり、時差来場も行うなど例年とは異なる開催だったが、公式発表によるとリアル来場者数は9万6千人超え。

改めてニコニコ超会議という”何でもありなネットの祭り”の重要な意義に気付かされた。来年の開催も決定されており、今年10月には2018年以来となる「ニコニコ超パーティー」がついにSSAで開催されることも発表された。

今後の発表にも目が離せない。

【文章・編集】市井(オタク総研)
【撮影】市井(オタク総研)・ニコニコ超会議実行委員会
【制作協力】ニコニコ超会議実行委員会
※当メディアによる撮影は2日目のみ

市井

著者 市井
オタク総研媒体統括 兼 合同会社サブカル通信社執行役社長。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス。PRプランニングやIP調達なども担当しています。新作アニメ、海外スマホ、東南アジア好き。