シャオミ、中国で“薄型設計で5.4万円”破格の冷蔵庫を発表 436Lの大容量でも省スペース


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家電モバイル大手の小米(シャオミ)は10日、中国国内にて新型冷蔵庫「MIJIA超薄平嵌冰箱」を発表した。奥行きわずか60cmの超薄型設計で、価格はわずか2499元(≒5.4万円)という破格を実現。日本国内の展開は行われないが中国では既にSOLD OUTとなっている。

シャオミの国内向け家電ブランドMIJIAより登場したこの製品は薄型設計と436Lの大容量さを兼ね備えた新型冷蔵庫だといい、冷却排熱を底面に配置、側面や背面の通気口を不要としたことで省スペース化。内部は冷蔵室257L、冷凍室154L、専用保存室25Lの3室構成となっている。

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庫内には360度循環冷却システムを採用し、庫内全体を均一に冷却することで霜取り作業が不要となったほか、衛生面にも配慮し、日本でも高価格帯の冷蔵庫に採用されている「Ag+イオン」を用いた抗菌消臭に対応し、99.99%の抗菌率を実現したとアピール。

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また、スマートフォンメーカーならではの特徴として自社独自開発の「HyperOS」との連携も抜かりなく、スマートホームアプリなどからリモートでの温度設定や運転モード変更が可能だという。これで約5万円と、日本国内ではありえない価格設定になっており、残念ながら日本展開は行われていない。

一方、直近のシャオミは日本市場向けにロボット掃除機や、1万円台前半で買える最新モニターを多数発売するなど、強化する動きもみられる。現地での家電事業における競争力強化を含め、今後の販売動向が注目される。

著者 編集部テクノロジー情報班
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