SMEとアニプレックスが「パルワールド」新会社を運営元と共同設立 ライセンス事業を加速、中国イベントで早速MD協業


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ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)、アニプレックス、ポケットペアは3社共同でゲーム「パルワールド/PALWORLD」のライセンス事業を推進するための新会社「パルワールドエンタテインメント」を設立すると10日、発表した。

「パルワールド」は、2024年1月にアーリーアクセス版をリリースし、1カ月で総プレイヤー数2,500万を突破するヒットを記録したPC対応ゲーム。広大な世界で不思議な生物「パル」を集め、戦闘や建築、農業、工場労働などを行わせるオープンワールドサバイバルクラフトタイトルとなっている。

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この度、共同で設立される新会社では「パルワールド」の国内外におけるライセンス事業を一元管理し、IPの多角的展開と拡大を目指す。具体的には、ゲームを除く各種ライセンス事業を手がける予定だといい、ソニーの音楽部門であるSMEと、『鬼滅の刃』などを大ヒットに導いたアニプレックスとの連携をを通じて、「パルワールド」の新たな展開を推進するとしている。

また、新会社設立に先立ち、7月12日から開催される「Bilibili World 2024」内ポケットペアブースにて販売される「パルワールド」グッズを、アニプレックスとそのグループ会社がオンラインで受注販売する試みも行われる予定。ポケットペアによるゲーム開発は継続して行われ、今後の「パルワールド」ブランドの拡大と、新たなビジネス展開に注目が集まっている。

※MD…マーチャンダイジング

市井

著者 市井
オタク総研 媒体統括。専門領域はアニメ、テクノロジー(ガジェット)、プログラミング、コンテンツビジネス