『パンスト』新作アニメ、破産前に“GAINAXからの権利移管”カラーの協力が貢献 TRIGGERが関係者に感謝


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2010年に放送され国内外で話題となった『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』について、2023年に始動した本作の新作プロジェクトより約15年ぶりとなる新作アニメーション『New PANTY & STOCKING with GERTERBELT』 の制作が決定した。

本作のメインスタッフ情報も解禁となり、アニメーションの制作は『キルラキル』映画『プロメア』などを手掛けたTRIGGER が担当し、監督は前作に引き続き今石洋之が務める事が明らかに、オリジナルキャラクターデザインについてま前作に引き続き錦織敦史が名前を連ねるほか、キャラクターデザインはコヤマシゲト、坂本勝と最前線で活躍するクリエイターが集結している。

解禁後に大きな注目を集めている同作だが、本日昼頃に企画制作を担当するTRIGGERが公式サイトにて「『New PANTY & STOCKING with GERTERBELT』の企画制作にあたり」として文書を公表。企画に至る背景などが語られていた。

破産手続き前に移管完了が寄与

発表によると、本作の原作権は2010年当時に監督よ今石洋之氏の所属会社であった株式会社ガイナックス(GAINAX)が保有していたといい、翌年に今石氏らがTRIGGERを設立して以降、GAINAX社は知的財産の活用や映像制作が困難な状態にあったと説明。

GAINAXといえば、先日に経営破綻による自己破産手続きを開始していたことが大きく報じられていたが、本作もその一連の経営不振の影響を受けていたという。また、2019年末に発生したGAINAXの代表取締役の不祥事による経営刷新を受けて、株式会社カラーとの協力の元「原作権」の権利移管を進めていたことを報告した。

そして2023年、無事に当該作品の原作権の管理、運用が同社にて行えるようになったことで、新作プロジェクトの指導が実現したという。今回の新作アニメーションの発表に際し、同社は「株式会社カラー様をはじめとする関係各位の多大なるご厚意とご助力によりGAINAX社が 破産申告を行う前に権利の移管を完了することができましたことに心より感謝申し上げます」とコメントした。

©TRIGGER・今石洋之/NPSG 製作委員会

オタク総研編集部

著者 オタク総研編集部
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