Key原作の恋愛ADV『Summer Pockets』発売6年目に堂々アニメ化!25年放送予定、制作は“万全の布陣”早くも大反響


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Key手掛けるノベルゲーム「Summer Pockets」について、本作のTVアニメ化が29日に発表された。Keyは『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Angel Beats!』など著名作を手掛けたことで知られており、発売から6年の月日を経て2025年にアニメ化されることとなる。

『Summer Pockets』はVISUAL ARTS・Keyより2018年6月29日に発売された13作目の恋愛アドベンチャーゲーム作品。麻枝准が原案を担当し、新島夕、魁、ハサマの実力派ライター陣が紡ぐストーリーと、、Key作品でお馴染みの折戸伸治、どんまる、竹下智博、水月陵、大橋柊平による音楽とが好評を博し、2018年には最もヒットした恋愛アドベンチャー作品の一つとなった。

そんな本作の6年目でのアニメ化決定。この度スタッフ情報が解禁となり、『月がきれい』や『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』を制作したことで知られるスタジオfeel.が制作を担当することが決定。監督は『アカメが斬る!』『ぼくたちのリメイク』を手掛けた小林智樹が務め、キャラクターデザインは『灼眼のシャナ』『のんのんびより』を制作した大塚舞が参画する。

アニメ化の記念として、作品キャストやスタッフからの応援コメントの公開と共に、9月15日には作品単独イベント「TVアニメーション Summer Pockets Prologue Party」が開催されることが決まった。また、これに合わせて公式SNSアカウントも解禁となり、公開数時間のうちにフォロワー数は1.5万人を超える大きな反響を集めている。

TVアニメーション Summer Pockets Prologue Party開催情報

■日程 2024年9月15日(日)
開場17:00/開演18:00
■開催場所
会場:ビッグサイト TFTホール HALL1000
■出演(敬称略)
千葉翔也/小原好美/高森奈津美/稗田寧々/岩井映美里/白石稔/鈴木このみ(アーティスト)/魁(ゲームディレクター)/小林智樹(監督)/中島直人(プロデューサー)

キャストコメント全文

■千葉翔也(鷹原羽依里役)
この度、『Summer Pockets REFLECTION BLUE』のパートボイスから引き続き羽依里を演じさせていただきます。
オーディション資料をいただいた日から、アニメで演じる日を思い描いて臨んでいました。ついに今回の話をいただいて、ひとつ声優としての夢が叶った気持ちです。
自分自身を投影できる親近感と、ヒロインや友人たちが信頼できる人としての優しさやかっこよさを兼ね備えていると捉えています。でも羽依里は、ゲームをプレイした皆さんの数だけイメージがある存在。今回はプレイした時の目線だけでなく、台本で1から役作りに臨ませていただきました。
現場はサマポケを愛する方達が本当に細かく丁寧に導いてくださっています。そのおかげでプレッシャーだけではなく、この作品が好きな気持ちをポジティブにぶつけられています。
役者として培ってきたこと、プレイして感動した気持ち、そして今回キャストの皆さんの生のお芝居からリアルタイムに感じた鳥白島の空気、全てを込めて演じさせていただきます!
肩に力の入った長文になってしまい恐縮ですが、笑いあり涙ありの最高の季節になると思います!
楽しみにしていてください!

■小原好美(鳴瀬しろは役)
鳴瀬しろは役の小原好美です。
みなさん!!お待たせしました✨
ついに『Summer Pockets』がアニメになります!やったー!
この日がくるのをずっと待っていました。
しろはに出会ってから6年、いつか動くサマポケの世界を見たいと願っていたので、とてもわくわくしています。
日本のみならず世界中から愛される本作。
「サマポケが大好き!」この言葉を沢山の方からいただき宝物にしてきました。その思いを胸に精一杯しろはを演じたいと思います。
みんなで『Summer Pockets』を盛り上げていきましょう✨
是非楽しみにしていてくださいね。
よろしくお願いします!

■高森奈津美(空門蒼役)
鳥白島での夏をアニメで見られる日が来るなんて!かき氷で乾杯ですね!!ゲームから早6年という事実にも驚きましたが、アニメでどのように羽依里くん達の物語が描かれるのか、蒼たちの物語が描かれるのか…とても楽しみです。サマポケアニメをずっと待ち望んでくださっていた方々の心に深く残る夏をお届け出来るよう頑張ります!

■稗田寧々(久島鴎役)
久島鴎を演じさせていただきます、稗田寧々です。
まずは『Summer Pockets』アニメ化決定、本当におめでとうございます!
美しい島の風景の中でキャラクターたちが動き喋る姿を見られることが、私自身今から楽しみで仕方ありません!
鴎は元気で明るくお茶目な面もありながらどこか掴みどころのないところがあり、そんな彼女の秘めた想いや願いを精一杯皆さんに届けられたらと思います。
鴎にとってかけがえのないひと夏、大切に大切に演じさせていただきます。
よろしくお願いいたします!

■岩井映美里(紬 ヴェンダース役)
むぎゅー!紬 ヴェンダース役の岩井映美里です。
祝待望のサマポケアニメ化!やったー!
ようやく皆さんにお伝えできること、心から嬉しく思います!
ゲームのなかでのあのシーンやこのシーンがアニメーションとしてどのように描かれるのか、
紬含め鳥白島のみんなの動く姿、あの夏を想像するだけでワクワクが止まりませんね。
熱がこもりすぎて「サマポケ大好きだー!」の気持ちが止みません!
お届けできるその日まで、もう暫くお楽しみに…!

スタッフコメント全文

■VISUAL ARTS/Key/Summer Pockets(ゲームディレクター:魁)
最初の『Summer Pockets』の発売から6年目を迎え「アニメ化決定」。皆様にこの報告ができたことをスタッフ一同喜んでおります。
リークすることもできず(許されず)言いたいことをぐっと抑えたこの数年でした。
ようやく言えました。「『Summer Pockets』アニメ化決定、2025年放送開始です」と。
脚本会議にも、アフレコにもKeyのスタッフが参加させてもらい、『Summer Pockets』関係者一丸となってアニメ化を進めておりました。
小林監督の原作へのご理解も深く、なによりファンの感情を第一に考えてくださる姿勢には感謝しかありません。
アニメで新たに描かれるKeyの「夏休み」の形を「鳥白島」の空気を楽しみにしていてください。

■原作プロデューサー:丘野塔也
ようやくアニメ化の一報をお届けできました。
ファンの皆さまには大変お待たせしたことをまずはお詫び申し上げます。
『Summer Pockets』という作品をアニメ化するだけでしたら、おそらくもっと早いタイミングでお届けすることは可能でした。
ただ、自分が望んでいたのは「単なるアニメ化」ではなく、「ファンの皆さまの期待に応えられるアニメ化」だったので、そのためにはこの作品に全ベットしたいといってくれる業界関係者が必要で、そういうサマポケ人(びと)が登場してくれないかとずっと待っていました。
果たして、サマポケ人(びと)は現れました。
そこからはあっという間で、熱意と愛情の両輪でこの日を迎えることが出来ました。
次の夏はきっと楽しくなります、ご期待ください。

■監督:小林智樹
アニメーションを作ると言う事は、その瞬間でしか集まることのできなかったスタッフで、そのスタッフでしか創り得ない作品を作ると言うことです。そんなスタッフで新たに命を吹き込まれた『Summer Pockets』を、ゲームを楽しんだ人たちも、ゲームをしたことのない人たちも、楽しめる作品になっていると思います。アニメーション制作は時に、いくつもの夏を迎え、何年もかけて作られます。放送されてしまえば一瞬です。そんな一瞬の夏休みの物語を楽しんでください。

■シリーズ構成:大知慶一郎
とにかくやれるだけやろう――『Summer Pockets』という、数多くのファンから熱く支持されている作品のシリーズ構成を担当するに当たり、固く心に決めたことです。
当然のことですが、原作の膨大な要素のすべてをアニメに入れ込むことは不可能です。
それでも、毎回打ち合わせに参加してくださったKeyの皆様にご意見をいただけたお陰で、原作ファンの方たちがアニメで見たかったであろうエピソードはできる限り取り込めたと自負しております。
もちろん、アニメから入った方たちにも充分楽しめる作品になっておりますので、最後までご視聴よろしくお願いします。
羽依里が魅力的なヒロイン達とひと夏の間に経験する、キラキラ眩しく熱く胸打つ物語にご期待ください!

■キャラクターデザイン:大塚 舞
祝アニメ化!
私が、最初にプレイしたKeyのゲームは『Kanon』でした。
当時の会社の先輩にハゲしくおススメされて、それからほぼ全てのKey作品をプレイするほどハマりました。過去に劇場版『AIR』に原画で、ほんの少し関わったこともあったりしましたが、まさか『Summer Pockets』でキャラデザをやれるとは思っていませんでいた!
ただいま、スタッフ全員で鋭意制作中です。みなさん、ぜひ見て下さいね!

■アニメーション制作:feel.(瀧ヶ崎誠)
アニメーション制作会社feel.の代表、瀧ケ崎です。
数多の名作をこの世に輩出してきたKeyさんの作品を弊社制作にてアニメ化させていただけること、大変光栄に感じています。
制作するにあたり、なによりも原作の世界観を大事にし、夏休みの持つ特別な空気感、景色、音、匂いなど、細部まで感じられるように、丁寧に作り込むことを心がけました。
それが出来たのは信頼できるスタッフや、関係者の皆様による並々ならぬご尽力のおかげです。
タイトルに含まれた意味のとおり、このアニメが皆さんにとっても宝箱にしまっておきたい「大切な思い出」になるよう、最後まで気を抜かずに制作していきますので、どうぞ楽しみに待っていてください!

■プロデューサー:中島直人
ついにアニメ化の情報をお届けする事が出来ました!
Key作品の映像化は今までに素晴らしい作品が数多く制作されており、
『Summer Pockets』も名作たちと肩を並べるべく、スタッフ全員で日々奮闘中です!
ファンの皆さんをいい意味で驚かせ続け、もっともっと好きになって欲しい!
これから知るという人たちには本作をキッカケに「鍵っ子」になって欲しい!
ふと皆さんの隣から『Summer Pockets』の話が聞こえてくる、
そんな日常に溶け込む作品になっていきたいと強く願っています。
そして、そんな私のワガママをよそに、熱意溢れるメンバーが集まってくれています。
作品への想いと愛はどんなチームにも負けない、最高のメンバー達です!
数年前――「私の全てを懸けて、『Summer Pockets』を永く愛される作品にしてみせます」
丘野さんに初めてお会いした際に申し上げた言葉です。
その言葉を信じてくださった丘野さん、ご関係者の皆さま、
そしてなによりファンの皆さまに対しても、その言葉に恥じないように精一杯作品に正直に向き合って参ります。
2025年、全世界に人生最高の夏休みと感動を、お届けさせていただきます!

『Summer Pockets』作品情報

主人公の鷹原羽依里は、亡くなった祖母の遺品整理のために夏休みを利用して一人で鳥白島にやってきた。

一日数本しかない連絡船を下りたとき、一人の少女と出会う。
彼女は潮風に髪を遊ばせながら、遠くを……海とも空とも言えない境界線をただ眺めていた。
気がつけば少女はどこかへ行ってしまい、羽依里は狐に摘まれた気分になりながら、祖母宅へ向かう。
そこではすでに親戚の叔母がいて、遺品整理を行っていた。
祖母の思い出の品の片付けを手伝いながら、初めて触れる「島の生活」に戸惑いつつも、順応していく。
都会暮らしでは知ることの無かった自然とのふれ合い。
忘れていた懐かしい何かを、思い出させてくれるような、そんな生活だった。

海を見つめる少女と出会った。
不思議な蝶を探す少女と出会った。
思い出と海賊船を探す少女と出会った。
静かな灯台で暮らす少女と出会った。
島で新しい仲間が出来た──

この夏休みが終わらなければいいのにと、そう思った。

原作:VISUALARTS/Key/SummerPockets
監督:小林智樹
シリーズ構成:大知慶一郎
キャラクターデザイン:大塚舞
美術:美峰
美術監督:吉原俊一郎
美術設計:青木薫
特技作画監督:徳丸輝明
色彩設計:田川沙里
撮影監督:難波史
3DCG監督:小川耕平
編集:丸山流美
音響監督:納谷僚介
原案:麻枝准
原作シナリオ:新島夕、魁、ハサマ
キャラクターデザイン原案:Na-Ga、和泉つばす、永山ゆうのん、ふむゆん
音楽:折戸伸治、麻枝准、どんまる、竹下智博、
水月陵、大橋柊平
アニメーション制作:feel.
アニメーションプロデューサー:瀧ヶ崎誠
原作プロデューサー:丘野塔也
プロデューサー:中島直人;

著者 編集部アニメ情報班