バンダイナムコFW、『第七王子』制作のアニメスタジオと提携 「エイトビット」子会社化に続き“スタジオ確保”厳しい中での関係強化めざす


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映像作品の製作などを手掛けるバンダイナムコフィルムワークスは今月14日、秋田県秋田市に本社を置くアニメスタジオ「つむぎ秋田アニメLab」と業務提携を行ったことを発表した。

つむぎ秋田アニメLabは2020年に秋田市に移転し、川口市にも拠点のあるアニメスタジオとして、バンダイナムコフィルムワークスが企画・制作を務める現在放送中のTVアニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』の制作を担当。アニメーション制作における背景(BG)・美術とレイアウトを中心にUnreal Engineの活用、デジタル作画などオールデジタルによる制作、マルチな脚本家やアニメーターなど、独自の制作スタイルを擁しているという。

今回の提携によりさらなる関係強化を図りたい考えを示しており、「お互いの強みを生かし、バンダイナムコフィルムワークスは、新規作品を継続的に創出する体制を構築することで、IPの創出力強化を図り、つむぎ秋田アニメLabは、継続的にアニメーションを制作する環境を構築することで事業拡大を図ってまいります」とコメントした。

昨今、国内外からのアニメ作品への注目が増すことに並行して、直近数年には3ヶ月で70作品以上を放送、配信するシーズンがあるなどして、制作現場への大きな負荷や制作コストの増加が懸念されている。

特に制作を行うアニメスタジオの確保については“向こう数年は何処も対応できない”とも称されるほど厳しい状況にあり、カドカワ等の製作元は直属のスタジオ設立や吸収を行っている。バンダイナムコフィルムワークスも同様に関係強化を重要視しているものとみられ、本年3月にも『ゆるキャン△』新作を手掛けるアニメスタジオのエイトビットを完全子会社していた。