「20万円も必要ですか?」Appleを煽るシャオミ、満を持して“7万円”の高性能タブレットを発表 アクセサリーもお手頃価格に


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家電やモバイルデバイスを手掛けるシャオミは9日、都内で開催した発表イベントにて2024年上期に展開予定の新製品を多数発表し、タブレット製品として新たに「Xiaomi Pad 6S Pro」の国内展開が決定した。

タブレット製品を巡っては、つい先日にもApple社が「iPad Pro」「iPad Air」の新シリーズを発表したばかり。特に前者のiPad Proは自社開発の最新チップを搭載したり、史上最薄化が図られたりと大きな注目を集めた一方、最安でも16万円、最高スペックでは40万円超えという価格面でも話題に。

これを受けてシャオミの公式Xでは「20万円も必要ですか?」として、名前こそ出さなかったものの同社新製品について“煽り”の疑問を投げかけていた。そして本日、シャオミが満を持して新型のAndroidタブレット「Xiaomi Pad 6S Pro」を発表した。

Xiaomi Pad 6S Proは、昨年日本国内で発売された「Xiaomi Pad 6」の高性能モデルとして海外では先行して販売が行われており、「大きな画面で大きなアイデアを」をコンセプトに12.4インチ、3:2比率の大画面ディスプレイ(3048×2032ピクセル)を搭載。

プロセッサにはクアルコム社の「Snapdragon 8 Gen 2」を採用し、ゲームにも耐用しうる性能を担保しつつバッテリーは10,000mAhの大台を突破。急速充電にも対応し、わずか35分で満充電することが可能に。クリエイティブ用途においては専用のスタイラスペンにも対応することで、イラスト制作やノート作成などにも適しているといい、近年注目のAI関連機能も備えているほか、シャオミが新たに展開している「HyperOS」によるスマートフォンとのシームレスな連携も可能になるという。

国内での販売価格はメモリ8GBモデルが69,800円から、本日5月9日より公式オンラインストアおよびAmazon.co.jpと楽天にて販売を開始する。

本発表に際し、シャオミの製品担当者は「トレンドに敏感な方はコストパフォーマンスの高さに理解できるのでは」とコメントしていたほか、アクセサリー類についても魅力的な価格設定になっているとアピールしており、専用タッチパッドキーボードは16,800円、専用スタイラスペンは14,800円で販売を予定している。

【Amazon.co.jp】Xiaomi Pad 6S Pro (5月9日より販売開始)

■Xiaomi Pad 6S Pro 12.4 販売情報
8GB/256GB版:69,800円(税込)
12GB/512GB版:84,800円(税込)
・発売日:2024年5月9日(木)
・カラー:グラファイトグレー

【Amazon.co.jp】Xiaomi Pad 6S Pro (5月9日より販売開始)