前作から6年以上…『ドラクエ12』に動きはあるか?近づく“ドラクエの日”続報に期待したい新作たち


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1986年5月27日にシリーズ最初の『ドラゴンクエスト』がファミリーコンピュータで発売されたことを記念して制定された「ドラクエの日」が今年もあと一ヶ月足らずでやってくる――

直近数年の「ドラクエの日」当日にはシリーズに関する様々な発表が行われることから、ファンから多大な期待が寄せられており、ここでは重大発表が予想される3つの作品をおさらいしたい。

まず何といっても気になるであろうことは、ナンバリングタイトル最新作『ドラゴンクエストⅫ 選ばれし運命の炎』の動向について。2021年のドラクエの日に実施された「35周年記念特番」で発表されて以降、続報が未だに発表されておらず、開発が進んでいるのかどうか…と気になるファンも少なくない。

特にドラクエのナンバリングシリーズでは、これまで『ドラクエ10』と『ドラクエ11』間でのリリーススパンが過去最長の約5年で、ドラクエ11が発売されたのは2017年7月29日。すでにこの日から6年半以上経過しており、ドラクエ12が発売されるまでの期間がこれまでで“ぶっちぎりの長さ”になることが確定している。

もし、今回のドラクエの日でも情報がないとなると、スパンが8年以上になる可能性も…。果たしてどうなるのか。

また、もう一作、ファンからの熱い視線が送られているのが、ドラクエ3のリメイク作品『HD-2D版 ドラゴンクエスト3』。こちらもドラクエ12と同様、2021年のドラクエの日に発表されて以降、続報が無きまま2年半以上が経過している。こちらも一向に新情報が明かされていないものの、ドラクエの生みの親で知られる堀井雄二さんが昨年12月に自身のXで「ドラクエ3リメイクのテストプレイをしていました」とコメントを寄せるなど、開発は進んでいる“確かな動き”は見られており、前記ドラクエ12とともに続報発表への期待が寄せられている。

そして3つ目の作品はあくまで“予想”止まりではあるが、ドラクエの新たなソシャゲの展開だ。昨年、満を持してサービスがスタートした『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』が残念ながら苦戦を強いられているようで、早期終了となる可能性が濃厚だとファンやプレイヤーから懸念されている。

現在の同シリーズのソシャゲ展開としては、位置情報ゲーム『ドラゴンクエストウォーク』が凄まじい売り上げを叩きだしているものの、そのほかをとってみると『ドラゴンクエストタクト』が善戦しているのみで、『ドラクエモンスターズ スーパーライト』は本年1月31日にサービスを終了している。こうした背景もあり、今年はソシャゲに気合を入れるのでは、との予想も見受けられ、新作タイトルが投入される可能性も不確定ながら存在するとされている。

昨年のドラクエの日では『ドラクエモンスターズ』シリーズ最新作の発表が大きく話題になっていたが、今年はどんな重大発表があるのだろうか…期待して見守りたい。